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徳島県海陽町「“交通空白”への取り組み」 Case 20.

2026年2月25日

徳島県海陽町では、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、移動手段の確保が重要な課題となっています。
そこで、公共交通の維持が困難な地域での「交通空白地域」を解消するため、デジタル技術を活用した「公共ライドシェアサービス」を導入しました。交通DXによって地域の暮らしと未来を支える想いを、海陽町の方に語っていただきました。
キヤノンビズアテンダは、デジタル技術と人の力を活かし、運行管理と住民予約を一元化したシステムを提供することで、持続可能なまちづくりの基盤を支えています。

日本の原風景に残る「移動」という生活課題

徳島県最南端に位置する海陽町。 山と海に囲まれ、日本の田舎を象徴するような風景と、穏やかな時間が流れる町です。
一方で、山間部に暮らす高齢者が住み慣れた地域で生活を続けるためには、「移動手段の確保」が大きな課題となってきました。
「海陽町は日本の田舎を象徴するような地域です。高齢者でも住み慣れた地域で生活できるよう、住民の足の確保は重要な課題です。」(海陽町 三浦町長)

海陽町の海岸
海陽町町長

「交通空白地域」が生む暮らしへの影響

海陽町は山間部と海岸部が混在する地形のため、 公共交通を維持することが難しい地域が点在しています。
中心部であってもバス停まで距離があり、 一便あたりの乗車人数が一人に満たないケースも珍しくありません。
「公共交通の維持が難しく、日常生活に支障をきたす「交通空白地域」が生まれています。移動手段の確保は、生活の質に直結する課題です。」(海陽町住民環境課 中内課長)
交通の課題は、買い物や通院だけでなく、地域の福祉・経済・防災にも深く関わっています。

海陽町住民環境課課長

デジタルと人の力で実現する公共ライドシェア 

こうした課題に対し、海陽町が導入したのが「公共ライドシェアサービス」。
キヤノンビズアテンダ株式会社は、デジタル技術と人の力を活かし、運行管理と住民予約を一元化した仕組みを提供しています。
「自宅から目的地まで自由に移動できる公共ライドシェアを、運行管理機能と予約機能を備えたシステムで支えています。」(キヤノンビズアテンダ 吉越)
また、予約受付をキヤノンビズアテンダに委ねることで、行政職員の業務負担軽減にもつながっています。

移動を支えることが町の未来を支える

交通空白の解消は、単なる利便性向上ではありません。地域に暮らし続ける選択肢を守り、持続可能なまちづくりの基盤を支える取り組みです。
「『交通空白』の解消は地域の命綱です。地域密着型の移動支援は、福祉・経済・防災の根幹を担う施策です。」(海陽町 中内課長)
キヤノンビズアテンダ吉越は、地域交通を支える意義をこう語ります。「地域交通は、地域全体で支え合う必要があります。そういった地域を一つでも増やしていきたいと思っています。」
三浦町長も、未来への想いを語ります。「住み慣れた地域で生活できるよう、ひとつひとつ課題を克服することで、日本の地方に明るい光が射してくると思います。」

交通DXによって、人の移動が守られ、暮らしがつながっていく。キヤノンマーケティングジャパングループは、安心できるまちづくりの実現に取り組む人たちとともに、未来へ歩み続けています。

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