技術と品質

パーパスに込められた、私たちの“技術力”

想いと技術を繋ぎ、想像を超える未来を切り拓く
パーパスにある「技術」には、イメージングやITなどで培ってきたテクノロジーに加え、発想力、提案力、傾聴力やコミュニケーション力などといったスキルや、経験、人脈、業界知識も含むノウハウや知見なども含んでいます。また、キヤノンMJグループが持つ技術のみならず、多様なビジネスパートナーが持つ技術も含んでいます。
サービスそのものの技術だけでなく、人材の技術力も私たちの強みになっています。
キヤノンMJグループの技術力

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キヤノン製品×ITソリューションの組み合わせ
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自社開発を中心にした独自技術
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システムの企画から保守運用までワンストップで支援できる総合力
技術を活かした課題解決
キヤノンMJグループは、社会や顧客の多様な課題に対し、独自の技術力と現場理解を活かしたソリューションで価値を提供しています。ここでは、映像解析・AI・業務デジタル化など先進技術を活用した具体的な課題解決事例を紹介します。これらの取り組みは、グループの強みである総合力とパートナー連携によって実現されています。

映像ソリューション
国内の労働人口減少により、省人化と現場業務のデジタル化が進む中、キヤノンMJグループはIPカメラから映像解析まで一貫した技術を自社で提供できる点が強みです。さらに、スタートアップなど外部パートナーとの協業や生成AI・IoTとの融合により、ソリューション開発のスピードと現場の自動化を加速し、課題解決領域を拡大しています。

基幹業務トータルソリューション
キヤノンITSは、製造・流通業向けに複数システムを連携した基幹業務トータルソリューション「AvantStage」を提供し、AIや数理技術を活用した需要予測やサプライチェーン計画などで業務の標準化・デジタル化を推進しています。これにより、現場の可視化やデータ活用を実現し、サプライチェーン最適化や環境負荷軽減にも貢献しています。

車載ソリューション
キヤノンITSは、複合機やカメラなど多様な製品開発で培った技術・ノウハウを活かし、車載ソフトウェア開発を支援しています。自動運転や通信など先端技術にも対応し、AUTOSARの取り組みも加えて幅広い開発をサポートし、安心・安全で快適なモビリティの実現を目指しています。

デジタルドキュメントサービス
多くの企業がDX推進の中で紙文書と電子データの混在に課題を抱える中、キヤノンMJグループは「DigitalWork Accelerator」などのクラウドサービスで業務データの集約・管理と情報活用を支援しています。複合機やスキャナーと連携し、電子化業務の効率化や業務プロセス変革、DXの加速に貢献しています。
数字で見る技術力
キヤノンMJグループの技術力は、長年にわたる研究開発と現場に根ざした実践から生まれています。品質へのこだわりと、確かな成果を生む人材・体制が、社会やお客さまの期待を超える価値を支えています。
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カラー複合機顧客満足度調査
2 年連続第 1 位
※J.D.パワー ジャパン 2024年
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数理技術の研究・活用
60 年以上
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ローコード開発プラットフォームにつながる
プログラム自動生成技術の研究・活用40 年以上
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特許保有件数
1,147 名
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ITソリューション売上
3,146 億円
※グループ売上の48%、2024年度
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取引ありのお客さまからの相談意向
83 %
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HOME、IT保守・運用 契約件数
21.5 万件
高品質を支える人材
約4,700名のSE(システムエンジニア)と約1,800名のサービスエンジニアを中心とした専門性の高い人材により高品質を実現します。さらに、DX検定のプロフェッショナルレベル認定者925名が在籍し、先進技術の活用と品質向上を両立できる体制を築いています。これらの人材の力が、安心・安全なサービス提供と技術力の継続的な進化を支えています。
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SE
約 4,700 名
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サービスエンジニア
約 1,800 名
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プロフェッショナルレベル認定者
925 名
※グループ売上の48%、2024年度
ミライアングルでは、キヤノンMJグループ社員の仕事にかける想いや挑戦を紹介しています。
高品質を実現する体制
キヤノンMJグループは、独自の品質マネジメントシステムを構築し、自社開発製品や外部調達品に対して厳格な品質基準を設定・運用することで高い品質を実現しています。また、ネットワークを活用したリアルタイムの稼働監視や、エンジニアによる計画的な点検・サポート体制も整備し、「安心・安全・快適」なサービスを追求しています。お客さまの声を反映しながら、保守・運用プロセスの継続的な改善を行うことで、期待を超える価値提供を目指しています。
高品質実現のための取得認証規格、グループIT推進、品質や安全に関する取り組みを紹介しています。
新たな価値創出に向けて
キヤノンMJグループは、持続可能な成長を実現するため、既存の枠にとらわれず新たな価値創出に挑戦し続けています。
オープンイノベーション

キヤノンMJは、パーパスの実現に向けた具体的な取り組みとして、未来志向で社会課題を解決するために、新たな事業の創出に取り組む「R&B(Research & Business Development)」機能の専門組織「R&B推進センター」を立ち上げました。志を同じくするスタートアップ企業や教育機関、行政とワールドワイドにオープンイノベーションを推進し新たな価値創造に取り組みます。
取り組みの事例
新たな価値創出に向けた取り組みの具体事例を紹介します。

キヤノンMJグループは、多様なステークホルダーとともにマーケティングの力でより広範な未来の社会課題を解決し続けていくため、「未来マーケティング企業」を宣言しました。
そして、社会的存在意義を定めたパーパス「想いと技術をつなぎ、想像を超える未来を切り拓く」を制定し、実現に向けて取り組んでいます。