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岩手県宮古市「ラグビー交流会」Case 4.

2024年12月25日

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子供たちの可能性は無限大。
横浜キヤノンイーグルスの選手とのラグビー交流会を通じ、将来の選択肢を増やし、未来の宮古を元気にしたい。そんな想いを陸中宮古青年会議所の方に語っていただきました。
キヤノンマーケティングジャパン(以下キヤノンMJ)は、東北復興・創生推進室を中心に、東北の子供たちの育成と地域の活性化を支援しています。

震災からの歩みと、宮古市が抱えた新たな課題

岩手県宮古市は、東日本大震災を経て、大きな復興の道を歩んできました。一時的な復興需要で経済は活性化したものの、人口流出という根深い課題がさらに加速。地域の元気をどう取り戻すかが、長く向き合うべきテーマとなっていました。
「復興需要で経済は一時的に活性化しましたが、人口流出がさらに加速し、地域に元気がないという問題が発生していました。私たちができることは、次世代へバトンをつなぐことだと考え、地元企業と縁のあるキヤノンMJさんが候補に上がり、今回の事業に辿り着くことができました。(陸中宮古青年会議所 理事長 因幡 幸助さん)」
地域を支える青年会議所とキヤノンMJの出会いから、未来を担う子どもたちのための取り組みが動き始めました。

プロ選手と学ぶ特別な時間 ― ラグビー交流会

今回実施された「ラグビー交流会」は、横浜キヤノンイーグルスの選手と子どもたちが触れ合い、スポーツを通じて“挑戦する気持ち”や“新しい体験”を得られる機会として企画されました。
ラグビーを通じて生まれた笑顔や驚き、挑戦の瞬間は、子どもたちにとって忘れられない経験となりました。

東北へ贈るエール ― 選手が胸に抱く“想い”

横浜キヤノンイーグルスの猿田 湧選手は、自身も東日本大震災を経験した一人。その経験が、今回の参加への強い原動力になっています。
「少しでも東北復興の力になれればという想いと、東北のラグビーの底力のアップに貢献できればと思っています。僕も震災を経験して東北で過ごした者として、忘れてはいけないものだと感じています。(横浜キヤノンイーグルス 猿田 湧選手)」

さらに、猿田選手は東北ラグビーの未来にも希望を寄せています。「東北のラグビー人口が増えたり、今日参加した子たちが僕の母校に入ってくれたりしたら嬉しいです。」
子どもたちの未来が、地域や競技の未来に繋がる。そんな願いが込められています。

“学びと経験”が生む、地域の未来

因幡さんは、宮古市の未来を担うのは子どもたちだと語ります。
「多くの学びと経験をして選択肢を広げることが、先の時代に繋がると思う。選択肢が増える子どもがいれば、それは地域のためにもなり、とても喜ばしいことです。」
スポーツを通じて広がる学び。体験を通して育つ自信。そのひとつひとつが、地域の未来をかたちづくる力になります。
キヤノンマーケティングジャパングループは、子どもたちの“学びと経験”を未来へ繋ぐ人たちとともに歩み続けています。

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