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信金中央金庫「しんきん預かり資産ナビ」Case 13.

2025年10月24日

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日本各地の地域経済社会が直面する課題。それは、人口減少や中小企業経営者の高齢化といった深刻な問題です。この状況を打破し、地域を活性化させるために、各地域を支える信用金庫の中央金融機関である信金中央金庫は、新中期経営計画「SCBストラテジー2025」において、「地域の持続可能性の向上」を掲げ、革新的な取組みを進めています。

信用金庫の中央金融機関として、信金中央金庫の不変の役割

信金中央金庫は、全国の信用金庫と共に地域の未来を切り拓くという強い使命を担っています。しかし、信用金庫の業務量が増加するにつれて、信用金庫の職員一人ひとりの業務負担が大きくなっており、その多岐にわたる事務作業が、本来最も大切にしたい「対面でのコミュニケーション」の時間を圧迫していました。

​地域経済社会を元気にするためには、中小企業や、その地域で暮らす方々の経済活動を活性化させることが不可欠です。事務作業をDX化することで、信用金庫の職員がお客様一人ひとりと向き合い、安心して資産形成をサポートできる環境を整えたいと考えています。

この課題を解決するため、信金中央金庫が着目したのが、信頼できるパートナーとの連携でした。

キヤノンMJが提供する「対面を重視した」ソリューション

キヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)は、金融機関の業務課題を解決するソリューションを数多く提供してきました。地域に深く根差した信用金庫の役割がますます重要になると考えるキヤノンMJは、信金中央金庫の想いに応えるべく、「しんきん預かり資産ナビ」を開発・提供しました。

「しんきん預かり資産ナビ」は、投資信託などを取り扱う際に、関連法令に遵守したナビゲーション形式で、安心してオペレーションできるシステムです。
お客様へのご提案から契約までの一連の業務をナビゲーションすることで、職員の方々の業務負荷を大幅に軽減できます。これは、単に作業を効率化するだけでなく、安心・安全な販売業務を実現するためのソリューションです。
この「しんきん預かり資産ナビ」は、すでに多くの信用金庫で活用されていますが、今回はその中でも先行して導入された“広島信用金庫”様にお話を伺いました。 

DXがもたらす、広島信金の新たなコミュニケーション

「しんきん預かり資産ナビ」を導入した広島信用金庫様では、事務作業の効率化を実感しています。特に、複雑な金融商品の販売手続きが簡素化されたことで、職員がお客様と向き合う時間が増え、より質の高いサービスを提供できるようになりました。

お客様とのコミュニケーションが深まり、以前よりも信頼関係を築きやすくなりました。事務作業から解放されたことで、お客様一人ひとりに合わせたご提案に注力できるようになったことが、一番の成果です。​

地域の未来を、共に創るパートナーシップ

信金中央金庫、キヤノンMJ、そして全国の信用金庫が連携することで、地域の経済はますます元気になっていきます。
信金中央金庫は、これからも様々なソリューションを提供し、強靭で持続可能な地域経済社会の構築を支援していきます。そして、キヤノンMJは、地域特性に沿ったソリューションを通じて、日本の地域経済社会の発展に貢献していくことを目指します。
この強固なパートナーシップこそが、日本全体の経済活性化へと繋がっていくと信じています。 

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