北海道東川町「写真甲子園」Case 6.
2024年12月25日
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高校時代に念願の「写真甲子園」へ出場。それはゴールかと思ったら、新しい夢へのスタートでした。
写真甲子園をきっかけに東川町の魅力に魅せられ、現在町の職員として奮闘されている女性がいます。
彼女が東川町に移住を決意した理由(わけ)と、東川町の未来への想いを語ります。
キヤノンマーケティングジャパンは、1994年の第一回大会より「写真甲子園」に協賛。高校生らしい創造性の育成や、写真技術の向上と写真文化の発展に寄与するとともに、地域活性化にも貢献しています。
北海道・東川町 写真の町
北海道の中央に位置する東川町。この小さな町では、写真を文化として育み、若者の挑戦を支える「写真甲子園」が毎年開催されています。
写真甲子園は、全国の高校写真部の生徒や写真を撮っている高校生たちが、東川町を中心に作品を撮影し、優勝や準優勝を競う大会です。
夢を追う高校生から、町を支える側へ
東川町 写真の町課 𠮷里さんも、かつて写真甲子園の出場者の一人。高校生の頃に抱いた夢が、いまは町職員として“次の世代を支える”形に変わりました。
「高校生の頃は、写真甲子園に出場するのが夢のひとつでした。参加してみて、裏方のスタッフや町の人たちの熱意に感動して――いつかこの町で、写真を通して人と関わる仕事をしたいと思うようになりました。」
夢を与える立場から、夢を支える立場へ。写真を通して東川町と関わり続ける人の姿が、この大会の原動力となっています。
高校生と町、企業が紡ぐ共創の輪
写真甲子園の歴史は、1994年の第1回大会から始まりました。キヤノンマーケティングジャパンは初回から機材提供や運営協力を続け、全国から集まる高校生の挑戦を技術面で支援しています。
機材の提供にとどまらず、企業・行政・地域が一体となる運営体制。それが東川町の“写真の町”としてのブランドを支えています。
次世代へ繋ぐ ― 子どもたちの成長とともに
いま、𠮷里さんが力を注いでいるのは、地元の子どもたちによる「写真少年団」の活動。小学生から中学生までがカメラを手に、町を撮り、人と出会い、感性を磨いています。
「子どもたちが写真を通していろいろな人と出会い、経験を重ね、やがて写真甲子園に出場するような姿が見られたら――それが私の夢です。」
写真を通じて人が繋がり、町が育つ。その原点は、ひとりの高校生が抱いた小さな夢。
キヤノンマーケティングジャパングループは、子どもたちの挑戦と成長を未来へ繋ぐ人たちを、これからも応援しています。