このページの本文へ

山形中央高校「探究活動の支援」case 16.

2025年12月22日

  • YouTubeの動画をご覧いただくには、弊社サイトによるクッキー情報取得への同意が必要です。YouTubeの動画が表示されない場合は、「クッキー設定」にて、クッキー情報の取得に承諾をお願いします。

山形中央高校では「総合的な探究の時間」を通じ、生徒が主体的に地域の文化や課題を学び、解決策を考える力を育んでいます。教科横断型の学びは、自己の在り方を見つめ、地域活性化に挑戦する貴重な機会となっています。
「生徒たちがさまざまな課題に挑戦し、企業や地域の人々と関わりながら新たな視点や考え方に触れ、解決していく、そんな人間に成長して欲しい」そのような想いを校長先生に語っていただきました。
キヤノンマーケティングジャパンは、こうした挑戦を地域と未来への貢献と捉え、心豊かな希望ある社会の実現を目指し、今後も高校生の学びを支えていきます。

生徒が主体となる探究。広がる問いと学び。

山形中央高校では「総合的な探究の時間」を通じ、生徒が主体的に地域の文化や課題を学ぶ機会を大切にしています。
「教科の枠を超えて学び、自己の在り方や課題を自ら発見し解決する資質・能力を育成する。地域の文化や課題に探究的に学び、活性化に挑戦する貴重な機会と捉えています。」(山形中央高校 校長 細谷 尚寿さん)
探究学習は、生徒たちが地域社会と繋がりながら学ぶための“橋渡し”。実社会に近い学びが、視野を広げ、新たな気づきを生み出しています。

地域の課題に向き合う高校生を支える、キヤノンMJの学びの伴走

キヤノンマーケティングジャパン 東北復興・創生推進室では、自治体・大学・企業と連携し、東北の未来を担う若い世代の学びを支援しています。山形中央高校の探究活動では、高校生が地域活性化イベントを企画。キヤノンMJは、その実施に向けて機材の提供と運営サポートを行いました。
「地域の課題を捉え、企業としてできることを考えながら、長期的に支援活動を推進していきます。今回の探究活動でも、イベント企画の実行に向けて支援を行いました。」(キヤノンMJ 東北復興・創生推進室 室長 前田さん)
高校生が自ら地域課題を見つけ、解決策を考える。その挑戦に寄り添うことが、キヤノンMJが大切にしている“地域と未来への貢献”です。

地域・企業と繋がる体験が生んだ、新たな視点と広がる視野

企画立案に挑んだ生徒たちは、実際に地域の大人やキヤノンMJと関わることで、自分たちだけでは思いつかなかった視点や考え方に触れました。
「細かい部分まで企業の視点から解説いただき、参加者にどう動いてほしいかなど今まで考えていなかった視点に気づきました。」(山形中央高校 1年 池野 陽翔さん)
「地元の人と関わることで、町のことをもっと知れました。探究は広い視野を持てる可能性をどんどん広げてくれると思います。」(山形中央高校 2年 伊藤 みやびさん)
また、探究活動を通じて、生徒たちは主体的に行動する力も身につけています。
「相手の立場を考え、事前準備や連絡調整を行うことで、学校生活の中でも相手を思いやる行動が増えてきています。」(山形中央高校 校長 細谷 尚寿さん)

探求活動が地域の未来をつくる──探究がもたらす変化

前田さんは、高校生たちが地域の魅力に興味を持ち、自ら行動を起こした姿に未来への期待を寄せています。
「山寺に興味を持ち、訪れたいと思う同年代の若い世代を増やしたいという想いが素晴らしいと感じました。一緒に考え、心豊かな希望あふれる未来を実現していきたいと考えています。」(キヤノンMJ 東北復興・創生推進室 室長 前田さん)
細谷校長も、「さまざまな人とのコミュニケーションを大切にし、課題に挑戦し解決していける人間に成長してほしい」と、生徒たちの未来に期待を寄せています。
探究活動によって広がる学び、地域を知る経験、生徒たちの成長。
キヤノンマーケティングジャパングループは、社会で活かせる力を育む若い挑戦を、これからも支えていきます。

関連情報

ほかの物語