東京理科大学「産学連携プロジェクト」Case 8.
2025年2月5日
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学生が知識のみならず実践力を身に着け、社会に新しい価値を生み出せる人材になって欲しい。そのために教育現場は何をすべきか。
東京理科大学が推進している、大学・学生・企業が一緒となり新しい価値を生み出す産学連携の取り組みを通じた想いと情熱を、創域理工学部経営システム工学科の教授が語ります。
キヤノンITソリューションズは、産学連携を通じて、将来を担う人材の育成支援をしています。
学びと社会をつなぐ、新たな教育のかたち
東京理科大学 創域理工学部 経営システム工学科では、企業と共に学び、実社会の課題解決に挑む「産学連携プロジェクト」を展開しています。
「東京理科大学は、次世代を担う柔軟な思考を持つ学生を育てたいという想いから、学内外のコラボレーションを促進しています。企業と連携した講義を通じ、実践力を高める教育が始まりました。(東京理科大学 教授 石垣 綾さん)」
プロジェクトは2015年にスタート。「座学中心の授業から、実社会で通用する“応用力”のある学びへ」という大学の想いが、今回の協働を生み出しました。
現場の知見を教育へ ― キヤノンITSの支援
プロジェクトの中核を担うのが、キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)。サプライチェーン、物流、生産などの領域で培ったノウハウを、学生の学びに活かす形で産学連携を進めています。
「キヤノンITSでは、サプライチェーンや生産、物流などのコンサルティングから導入まで幅広い経験があります。その知見をもとに大学の講義や校外研修を担当し、実務に近い学びを提供しています。(キヤノンITS R&D本部 数理技術部 西田 大氏)」
学生たちは、実在する企業課題をテーマにレポートや分析に取り組み、現場の専門家と意見を交わしながら、課題解決の視点を磨いています。
産学連携が生む「実践力」と「創造力」
プロジェクトを通じて得られた最大の成果は、学びの“変化”。
「実務家の知見に触れることで、学生の実践力と柔軟性が高まりました。暗記型の授業では得られない応用力や、多角的な視点を自ら育てるようになりました。(東京理科大学 教授 石垣 綾さん)」
また、学生たちもその効果を肌で感じています。
「実際の現場で働く方と需要予測を行う機会があり、とても実践的でした。現実の課題解決に触れた経験が、研究への新しい足がかりになりました。」
社会と共に進化する“学びの場”へ
産学連携は、教育だけでなく研究面でも成果を広げています。
分野に共通点が多いため、今後は研究分野でも協働を深めたい。また、リカレント教育として社会人にも広がる学びのモデルになると期待していると、東京理科大学の石垣教授は産学連携の可能性を語ってくれました。
また、講師を務めるキヤノンITS R&D本部 数理技術部の西田さんも、「大学の先生方と学生の柔軟な発想、そして企業の経験が交わることで、社会課題を共に解決し、産学連携を通じ未来を切り拓く研究と人材育成を進めていきたい」と熱い想いで取り組んでいます。
教育と産業が交わる場所に、次の時代を動かす原点がある。
東京理科大学とキヤノンITソリューションズは、学びを社会へ、そして未来へと繋げています。