腸内細菌研究に基づいた医療・創薬を推進するメタジェンセラピューティクスに出資
2026年2月25日
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」を通じて、腸内細菌研究に基づいた医療・創薬を推進するメタジェンセラピューティクス株式会社(本社:山形県鶴岡市、代表取締役社長CEO:中原 拓、以下メタジェンセラピューティクス)に出資しました。さらに同社と共同で、山形県鶴岡市の令和7年度「鶴岡ガストロノミックイノベーション計画」食産業創造事業に採択された「鶴岡食文化を腸内細菌科学で解き明かす食習慣健康データベース事業」に参画します。


メタジェンセラピューティクスは、腸内細菌叢※1移植(FMT)※2の社会実装を目指し、腸内細菌ドナーの募集と腸内細菌叢を活用する「腸内細菌叢バンク」を基盤に、腸内細菌を用いた医療技術や医薬品の開発に取り組んでいます。2025年4月には、山形県鶴岡市において日本初となる、腸内細菌ドナーによる便提供のための「つるおか献便ルーム」を開設しました。また、同年5月には神奈川県川崎市に「FMT治験薬製造センター」を開設し、FMTのための日本発のマイクロバイオーム※3医薬品の開発を進めています。現在は、炎症性腸疾患などの免疫疾患をはじめ、がんや中枢神経系疾患を対象とした新たな治療の開発に注力しています。
キヤノンMJグループは、未来志向で社会課題を解決するため、最先端の技術やビジネスアイデアの探索とオープンイノベーションを推進し、新たな価値創造に取り組んでいます。
CVCファンド「Canon Marketing Japan MIRAI Fund」は投資領域の一つとして「Life Purpose(精神的な豊かさを通じて、誰もが健康で生きる活力を感じられるサービスの創出)」を掲げています。メタジェンセラピューティクスが掲げるパーパス「マイクロバイオームサイエンスで患者さんの願いを叶え続ける」のもとで進める事業が、人々の健康に新たな価値をもたらすものと期待し、今回の資金調達に参加しました。
さらに、メタジェンセラピューティクスと共同で、山形県鶴岡市の令和7年度「鶴岡ガストロノミックイノベーション計画」※4食産業創造事業に採択された「鶴岡食文化を腸内細菌科学で解き明かす食習慣健康データベース事業」に参画します。本事業では、鶴岡市の食文化が健康に与える影響を腸内細菌の観点から科学的に解明することで、鶴岡の食文化のさらなるブランド価値の向上と、食産業や観光業の活性化に向けて取り組んでいきます。
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※1
腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう):ヒトの腸内に生息する細菌の集合体。腸内フローラとも呼ばれる。
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※2
健康な人の便に含まれている腸内細菌叢を、疾患を持つ患者さんの腸に移植し、バランスのとれた腸内細菌叢を再構築する治療方法
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※3
腸内や皮膚・口腔などに存在する細菌全体
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※4
市が主催する、革新的な新食材や技術の活用によって新産業の創出をめざす、内閣府認定のプロジェクト。(https://tgi-project.jp/)
メタジェンセラピューティクス概要
- 会社名
- メタジェンセラピューティクス株式会社
- 設立年月日
- 2020年1月
- 所在地
- 山形県鶴岡市覚岸寺字水上246-2
- 代表者
- 代表取締役社長 CEO 中原 拓
- 事業内容
- マイクロバイオームサイエンスを活用した創薬·医療事業
関連情報
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