みんなの笑顔プロジェクト|活動報告
キヤノンマーケティングジャパングループは、東日本大震災の被災三県に向けた復興・創生推進活動として、コミュニティづくりを支援する「みんなの笑顔プロジェクト ~Smile for the Future~」を実施しています。
「みんなの笑顔プロジェクト」の活動報告
【2024年12月】人気フォトグラファー6151さんと共に、クリスマスの思い出を撮影(宮城県仙台市)

宮城県のテレビ局、khb東日本放送主催の「仙台クリスマスマーケット」で、人気フォトグラファー6151(ロクイチゴイチ)さんによる写真教室が開催されました。6151さんはインスタグラムで12万人以上のフォロワーを持つ人気のフォトグラファーです。この写真教室に東日本大震災の被災三県に向けた復興・創生推進活動「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。写真教室への参加者は、ミラーレスカメラ「EOS RP」を使用し、6151さんからイルミネーションやクリスマスツリーなど、撮影したくなる装飾やスポットでの撮影ポイントやテクニックを学び、楽しみながら会場内を撮影しました。撮影後は、「EOS RP」と参加者のスマートフォンをBluetoothで接続する方法を学び、撮影した写真データを持ち帰りました。参加者からは、「スマートフォンとは違い、ミラーレスカメラでとてもきれいな写真を撮影できました」「ミラーレスカメラからスマートフォンに撮影した写真を転送できることを初めて知りました」といった声が寄せられ、カメラの性能や機能に驚いていました。
【2024年12月】福島市立松陵中学校、閉校記念制作イベントで61年の歴史を振り返る(福島県福島市)

松陵中学校は2025年3月に閉校することが決定し、在校生による閉校記念品の製作に使用する「アクリル板」を福島キヤノンが提供したのをきっかけに、キヤノンマーケティングジャパンでは、福島キヤノンと協同で、カメラやプリンター機材の確保を含め「みんなの笑顔プロジェクト」として閉校イベント制作を支援しました。創立から61年間の歴史を振り返るオリジナル年表を制作するイベントには、1~3学年の11クラス全校生徒が参加しました。生徒たちはまず、過去の卒業アルバムから写真を選び、インクジェット複合機PIXUSでスキャンし、トリミングした後に印刷し、スキャンしにくい卒業アルバムは、ミラーレスカメラ「EOS RP」で撮影し印刷しました。印刷した写真と地域の方々からのメッセージカードを模造紙に貼り付け、約50枚の年表を完成させました。また、生徒代表者5名がイベント制作の模様をミラーレスカメラ「EOS RP」で撮影しており、東北復興・創生推進室で撮影した写真と合わせて、閉校イベントでスライドショーとして投影されました。閉校プロジェクト実行委員長(3年生)は「学校が地域の人たちに愛されてきた証を写真に残すことができてうれしい」と語り、参加した生徒からは「本格的なミラーレスカメラに触れることができて思い出に残るイベントとなりました」との声が寄せられました。
【2024年11月】自分のまちで再発見。まちなか写真体験(福島県福島市)

福島市まちなか交流施設ふくふるでの写真撮影イベントに「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。ふくふるは地域の交流や文化活動を促進する多目的施設で、地域の人々が集まり、交流し、学び合うコミュニティーとして重要な役割を果たしています。今回のイベントは、家族連れをターゲットに「福島のまち」というイメージを深め、福島の復興・創生の歩みを進めるために企画されました。撮影テーマは「まちなか再発見」で、福島市の街を撮影するイベントに5家族、合計10名が参加しました。参加者はミラーレスカメラ「EOS R50」を持ち、カメラの使い方を学んだ後、街中を散策しながら福島のまちの魅力を再発見し、思い出に残る写真を撮影しました。撮影した写真の中から選ばれたベストショットは、インクジェットプリンター「PIXUS TS8730」で印刷し参加者に差し上げました。子どもたちの笑顔とともに、素敵な思い出が形になった瞬間でした。参加者からは「カメラに親しめ、街中探索にもなったのでとても充実しました」「ふだん見慣れた街がカメラを通して見ることで新しい視点で見え、楽しい時間を過ごせました」といった感想が寄せられました。今後もこのようなイベントを通じて、地域の魅力を再発見し、親子のきずなを深める機会を提供していきたいと思います。
【2024年11月】子どもたちがフォトグラファー体験、笑顔あふれる一日(福島県郡山市)

NPO法人ココネット・マム主催の社会体験イベント「ゆめのまちココマム」を「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。「ゆめのまちココマム」は、子どもたちがさまざまな仕事を体験し、遊びながら社会の仕組みを学ぶプログラムです。学童保育児童40名が中心となってイベントを計画しました。子どもたちは職業案内所で仕事を選び、仕事をして報酬を受け取り、その報酬で買物や食事を体験できます。仕事は警察署、消防署、銀行、放送局など多岐にわたりますが、当社ではフォトグラファーの仕事が体験できる写真スタジオの出店に協力しました。フォトグラファー役の子どもたちは、ミラーレスカメラ「EOS R50」の使い方の説明を受けた後、他の仕事をしている児童や保育士の方々など会場内で思いのままに撮影を楽しんでいました。撮影したデータはインクジェットプリンター「PIXSUS TS8730」ではがきサイズにプリントし、コルクボードに貼り付けて掲示することで写真スタジオの仕事を終えました。フォトグラファーを体験した子どもたちは、「カメラ楽しい」「写真きれい」など喜びの声を上げながら仕事を楽しんでいたのが印象的でした。また、掲示された写真を見た保育士の方々からは、「きれいな写真でよく撮れていますね。子どもたちが1人で撮影したのですか」と写真の出来栄えに大変驚いていました。
【2024年11月】三陸ジオパーク・五葉山の紅葉と歴史を巡るジオ・トレッキング(岩手県気仙郡住田町)

北上山地にある五葉山がジオサイト登録された祈念企画として、三陸ジオパークけせん地域協議会が開催した「五葉山麓の自然と文化に触れるジオ・トレッキング」に「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。講師は写真家のかとうまさゆき先生でイベント当日は町内外から23名が参加。1人1台ミラーレスカメラ「EOS RP」を持ち散策を楽しみました。三陸ジオパークエリア内にある「五葉山」から産出されたヒノキは火縄の原料となり、奥州伊達藩へ約100年もの間献上されていました。会場の羅象館前では火縄銃鉄砲隊の演武が披露され、参加者は演武を撮影し、近くを流れる桧山川で採取された岩石や、五葉簡易水道についての解説を受けた後、目的地であるあすなろ山荘まで約3キロのトレッキングを開始しました。五葉山の美しい自然と紅葉の絶景を前に、夢中でシャッターを切っていました。目的地のあすなろ山荘で昼食休憩後下山し、会場に戻った後、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8730」でA4サイズに印刷し、かとう先生に講評していただきました。参加者からは、「トレッキングしながら、五葉山の紅葉と自然の美しさを、ミラーレスカメラできれいに記録できました」と感想をいただき、多くの参加者にカメラや写真の魅力が伝わったことと思います。また主催者からは、「五葉山の魅力や歴史を知っていただく良いイベントになりました」と感謝のお言葉をいただきました。
【2024年11月】南原穴堰&鳴子温泉フォトウォークで秋の美景を満喫(宮城県大崎市)

紅葉が美しい鳴子温泉の中山平地区で、大崎市世界農業遺産推進協議会主催のフォトウォークイベントに「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。地域の景観と農業文化を広く知ってもらうことを目的とし、世界農業遺産に登録された「大崎耕土」の水利施設「南原穴堰」や紅葉が美しい中山平地区周辺を巡りました。当日は23名が参加し、ミラーレスカメラ「EOS RP」を手に散策しました。まず訪れた南原穴堰は、江戸時代に整備され、大崎耕土の稲作を支える重要な役割を果たしてきた水利施設で「世界かんがい施設遺産」に登録されました。更に中山平地区近辺を散策し、紅葉に染まる山々と江合川の清流が織りなす絶景を撮影しました。参加者は夢中でシャッターを切り、フォトウォークの締めくくりには中山平温泉駅に立ち寄り、レトロな駅舎周辺で秋の風情を撮影しました。その後、会場に戻り、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに印刷し参加者に差し上げました。参加者からは「歴史的な水利施設や美しい自然景観を写真に収められて感激した」「カメラを手に歩くことで、ふだん見過ごしてしまう景色にも目を向けられた」との感想が寄せられました。主催者からは「地元の方々が自然とともに暮らしてきた歴史や、農業と環境の調和が大切にされていることを知っていただく良いイベントになりました」と感謝の言葉をいただきました。
【2024年10月】CARNIVAL WORKS主催イベントで学生ボランティアが活躍(福島県伊達郡桑折町)

CARNIVAL WORKS主催のCARNIVAL BAZAARに「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。CARNIVAL WORKSは、貧困や孤立などの困難を抱える現代社会で、笑顔を増やすことを目的に2022年に設立されました。「オモシロイ未来をみんなで創る」という理念のもと、人々が支え合うまちづくりを目指しています。今回のイベントでは、高校生・大学生ボランティアスタッフがカメラ撮影とプリント写真の提供サービスを行いました。当社は、ミラーレスカメラ「EOS RP」とインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」を貸し出し、ボランティアスタッフへの操作指導と撮影サポートを行いました。会場では救急車や消防車、自衛隊車両も展示され、イベントは大いに盛り上がりました。ボランティアスタッフは親子の様子を写真に収め、その場でプリントして提供しました。来場者からは「撮った写真をその場で印刷してもらえて感激です」との声があり、ボランティアスタッフからは「本格的なカメラに触れられて良い体験ができた」「プリンターの性能に驚いた」との感想が寄せられました。主催者のCARNIVAL WORKSからは、「子どもたちの笑顔と思い出がたくさん残り、高校生や大学生のボランティアスタッフもカメラ機材を操作できて楽しい時間を過ごせた」と感謝の言葉をいただきました。
【2024年9月】美しい景観を撮影し、地域の魅力を再発見(岩手県大船渡市)

岩手県大船渡市にある碁石海岸は、6kmの海岸線を持つ「三陸ジオパーク」のジオサイトの1つで、大船渡随一の景勝地です。地域の「碁石海岸の雄大な自然と魅力を多くの人に知ってほしい」という思いから、三陸ジオパークけせん地域協議会主催のフォトウォークイベントに「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。参加者はミラーレスカメラ「EOS RP」を1人1台使用し、碁石海岸レストハウス内でカメラの基本操作を学んだ後、全員で海岸沿いを散策しながら碁石海岸の美しい景観を撮影し、写真の魅力を深く体感しました。撮影ポイントでは、ツアーガイドから絶景スポットの説明を受けながら撮影を楽しみました。撮影後は昼食をはさみ、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに印刷。その写真を用いて1人ずつ写真への思いを発表しました。参加者からは「初めてミラーレスカメラを使用し、美しい景観を写真に収められて感激です」といった声や、「撮影した写真は、カメラのモニターで見るより、プリントしたほうがきれいですね」とカメラとプリンターの性能に驚いていました。三陸ジオパークけせん地域協議会からは、「カメラを通じて見ることで、参加者には碁石海岸のいっそうの魅力が伝わったと思います」と感謝の言葉をいただきました。
【2024年9月】気仙光陵支援学校で親子の絆を深める特別な一日(岩手県大船渡市)

岩手県立気仙光陵支援学校のPTA親子レクリエーションにて「写真教室」が開催され「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。親子の絆を深めるとともに、写真を通じて新たな趣味を見つけることを目的としました。テーマは「好きな場所、人、物を見つけて写真をとろう」です。写真教室には高校生の親子7名が参加し、ミラーレスカメラ「EOS RP」を使用し、カメラの使い方の説明を受けた後、校内を散策しながら先生方や校舎内の遊具などを撮影しました。初めてカメラを使う参加者も、三脚やタッチシャッターを活用し、楽しそうに撮影していました。撮影後は、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに印刷し差し上げました。また、活動中の写真をパネルに貼付け、活動記念として提供しました。副校長からは、「非常に楽しい活動になりました。生徒たちも自分で撮影した写真がその場でプリントされ、楽しさと驚きを感じていたようです」と感謝の言葉をいただきました。
【2024年7月】旧吉田家住宅主屋・復旧現場で歴史を学ぶ(岩手県陸前高田市)

岩手県指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」は東日本大震災の津波被害で全壊しましたが、地域住民の努力で復旧が進められています。市民に地域の歴史文化と伝統技術を学ぶ機会を提供するため、陸前高田市が企画した、復旧現場の見学と写真教室に「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。当日は写真家かとうまさゆき先生を講師に迎え、7歳から75歳までの市民21人が参加しました。参加者は近隣のコミュニティセンターでミラーレスカメラ「EOS R50」の基本操作を学び、その後、旧吉田家住宅主屋に移動して学芸員から復旧状況や歴史の説明を受けながら撮影を楽しみました。撮影後は各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに印刷し、かとう先生に講評していただきました。イベントに参加した歴史マニアの小学生は、「カメラを通して新しい発見があり楽しかった」と話し、他の参加者からも「こんなにきれいに撮れたのは初めて」と驚きの声が上がりました。かとう先生は「キヤノンのカメラがいいからですね!」と答え、笑顔が広がる場面もありました。陸前高田市教育委員会からは、「歴史の勉強と写真撮影の楽しさを提供でき、大変良いイベントになりました。復旧作業の完了後にまた協力してほしい」と感謝の言葉をいただきました。
【2024年7月】気仙沼かつお祭りで活気ある魚市場を撮影(宮城県気仙沼市)

気仙沼市は、生鮮かつおの水揚げで27年連続日本一(2025年1月時点では28年連続日本一)を誇る“かつおのまち”として知られています。気仙沼市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会主催の「気仙沼かつお祭り2024」特別イベントとして魚市場内での写真教室が企画され、「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。写真家かとうまさゆき先生を講師に迎え、写真教室は朝6時30分から始まり、18名が参加しました。参加者はミラーレスカメラ「EOS R50」を使用し、カメラの使い方を学びました。その後、魚市場見学デッキでカツオの水揚げから競りまでを漁業組合の説明を受けながら撮影を楽しみました。次に魚市場内の情報等発信施設で漁業を学びながら、クッキングスタジオに移動。魚問屋社長からカツオの生態について講和を受けた後、調理専門学校長の指導のもとで水揚げされたばかりのカツオを調理し、朝食としていただきました。朝食後、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに印刷し、かとうまさゆき先生に講評していただきました。参加者からは「撮影の仕方を教わり、活気ある魚市場の写真を撮ることができました」との声がありました。また、主催の気仙沼市生鮮かつおプロモーション事業実行委員会からも「大変良いイベントになった。来年もぜひ協力してほしい」との言葉をいただきました。
【2024年7月】東北歴史博物館で地域の歴史と文化を撮影(宮城県多賀城市)

東北歴史博物館は、旧石器時代から近現代までの東北地方の歴史を展示する宮城県立の博物館です。館内展示物を被写体とした写真教室が企画され、「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。写真家かとうまさゆき先生を講師に迎え、写真教室は午前と午後の2回開催され、午前は15名、午後は19名が参加しました。参加者はミラーレスカメラ「EOS R50」を使用し、カメラの使い方から撮影方法までを学びました。その後、館内展示室での撮影を行い、石巻市から移築・復元された江戸時代中期の民家「今野家住宅」(有形文化財)に移動して撮影を楽しみました。最後に、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」で印刷し、かとう先生に講評していただきました。参加者からは、「江戸時代の町の様子を再現したジオラマの撮影が面白かった」との声がありました。また、他社カメラを使用している方からは、「キヤノンのカメラは明るさや色合いがすばらしい」と絶賛され、「今のカメラを下取りに出してキヤノンのカメラを買います」とのうれしい言葉もいただきました。
【2024年6月】「カメラを持って森歩き」親子が写真撮影を満喫(福島県福島市)

福島市小鳥の森では、「子どもたちに自然の中で触れ合い、学び、成長する機会を提供したい」との思いから「カメラを持って森歩き」イベントが開催され、キヤノンマーケティングジャパンは、福島キヤノンと共同で「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。イベントには、午前の部24人、午後の部20人の親子連れが参加し、全員がミラーレスカメラ「EOS R50」を持ちながら、フィールドを散策し、小鳥の森レンジャーに、小鳥・植物・昆虫について説明を受け40分ほど撮影を楽しみました。撮影後は、ミニフォトプリンター「SELPHY CP1500」でポストカードに2枚印刷し、1枚は参加者に、もう1枚は小鳥の森に掲示用として提供しました。また、インクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズで印刷し差し上げました。参加者からは「森の中で小鳥のさえずりに癒されます」「いまの一眼カメラはミラーレスになり軽くて扱いやすいですね」といった声が聞かれました。また、「写真を通じて自然林の美しさや楽しさを再認識しました」という意見もありました。主催の小鳥の森からは「イベントは大成功です。これからも子どもたちに自然に触れる機会をたくさん作っていきたいと思います」と感謝の言葉をいただきました。
【2024年6月】震災復興の緑を親子で楽しむ撮影体験会(宮城県仙台市)

仙台ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議主催の第15回植樹会のイベントで「親子一眼カメラ写真教室」が開催され、「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。ふるさとの杜再生プロジェクトは、東日本大震災により被害を受けた仙台東部地域の緑を市民の手により再生する取組で、仙台市建設局百年の杜推進課が事務局を務めています。写真教室は午前中に3回、午後に2回開催され、合計27名が参加しました。まず、高砂中央公園センターハウス内でミラーレスカメラ「EOS R50」の操作方法を学びました。その後、センターハウス前の花壇で写真撮影を行い、広大な公園内を歩きながら季節の花々や家族同士の撮影を楽しみました。途中、ポット苗の植樹体験も行いました。撮影後は、ベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに印刷し差し上げました。参加者からは「ミラーレスカメラは軽くて扱いやすい」「子どもたちも楽しそうに撮影していた」といった声が寄せられ、写真撮影の楽しさが伝わったことと思います。主催である仙台ふるさとの杜再⽣プロジェクト連絡会議からは「参加者に喜んでもらえる良い撮影会になりました。これからもイベントを通じて緑の復興に協力いただきたい」と感謝の言葉をいただきました。
【2024年5月】震災復興を記録する「ふらり海手バスさんぽ」(宮城県仙台市)

せんだい3.11メモリアル交流館(仙台市)の企画イベント「ふらり海手バスさんぽ」に「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。このイベントは、東日本大震災で被害を受けた仙台市沿岸部の蒲生なかの地区の復興状況と蒲生干潟の魅力を広く知ってもらうために企画されました。イベントは、地域の保存会「なかの伝承の丘保存会」と「中野ふるさとYAMA学校」も協力しました。参加者はまず「杜の都バイオマス発電所」でミラーレスカメラ「EOS R50」の操作方法を学びました。その後、発電所内の「蒲生なかの郷愁館」で蒲生なかの地区の歴史について説明を受け、蒲生干潟へ向かいました。蒲生干潟では、野鳥やカニ、植物などを自由に撮影を楽しみました。また、日本一低い山である日和山(標高3メートル)に登頂し、記念写真を撮影。高砂市民センターから登頂証明書の発行もありました。約1時間の散策と撮影の後、ベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに印刷し、参加者に差し上げました。参加者からは「カメラでさまざまな景色を撮影でき、蒲生の自然も素敵でした」「スマートフォンよりカメラのほうが奥深くてよい」との感想が寄せられました。
【2024年4月】新緑の水林自然林で親子が写真撮影を満喫(福島県福島市)

福島市水林自然林で「春の水林を撮ろう!」というテーマで写真撮影イベントが開催され、キヤノンマーケティングジャパンは、福島キヤノンと共同で「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。水林自然林は森林公園として整備され、自然林と荒川の清流に囲まれ、森林浴や山野草観察、野鳥観察が楽しめます。森林内には、江戸時代に築かれた「霞堤」などの土木遺産も点在しています。また、連続テレビ小説「エール」のオープニングロケ地としても使用されています。福島市農林整備課では「水林が市内外の多くの人々に利用される施設となってほしい」という思いから、指定管理者である福島県北森林組合が主催してのイベント開催となりました。当日は、親子14組31名が参加し、全員がミラーレスカメラ「EOS R50」を使用し、3グループに分かれて新緑の中を散策し、風景や小川のせせらぎ、植物、昆虫、小鳥などを撮影しました。散策後は管理棟に集合し、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに、ミニフォトプリンター「SELPHY CP1500」でL判サイズに印刷し差し上げました。参加者からは「新緑が美しくきれいな写真を撮れました」「小川のせせらぎまで聞こえるような写真が撮れました」といった声が聞かれ、カメラやプリンターの技術と画質に驚いていました。
【2024年4月】双葉町のシンボル「桜」を撮影、住民が思い出を語り合うフォトウォーク(福島県双葉郡双葉町)

双葉町は、2011年の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故で全町避難を強いられましたが、2022年8月に一部地域の避難指示が解除され、住民の帰還が始まりました。JR双葉駅西側には、「駅西住宅」が建設され、住まいの場や共用施設として整備が進められています。双葉町は、避難先で生活している住民に現在の町の様子を伝え、早期帰還を願う目的で写真教室を企画し、キヤノンマーケティングジャパンは「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。写真教室は、福島県いわき市在住の写真家、熊田誠先生を講師に迎え、駅西住宅の住民と近隣の方々9人が参加しました。撮影テーマは双葉町のシンボルである「桜」とし、参加者は、ミラーレスカメラ「EOS R50」の使い方を学び、風景や桜を撮影しながら町中を散策しました。参加者は和気あいあいと撮影を楽しみ、町なかを流れる前田川沿いを歩きながら、子どもの頃の思い出を語り合っていました。撮影散策の後、集会所に戻り各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」で印刷し、熊田先生の講評を受けました。参加者からは「簡単にきれいな桜の写真が撮れました」「写真がこんなにきれいに印刷できるとは驚きました」との声が寄せられました。
【2024年2月】松島かき祭りで冬の松島を撮影する特別イベント(宮城県宮城郡松島町)

松島町主催の「松島かき祭り&冬の松島写真教室」に「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。松島町は日本三景の一つで、美しい自然景観と歴史的名所が融合した観光地です。このイベントは「松島かき祭り」に合わせて開催され、子どもから大人まで20人が参加しました。参加者はミラーレスカメラ「EOS R50」を持ち、松島観光協会のボランティアガイドの案内で、松島町文化観光交流館からかき祭り会場の松島海岸グリーン広場までの約2キロメートルを撮影散策しました。途中、ガイドによる景勝地の説明を受け、東日本大震災慰霊記念碑の前では震災当時の松島海岸の状況に耳を傾けていました。自由時間には、松島海岸やかき祭り会場で撮影を楽しみ、松島町文化観光交流館に戻りました。松島町文化観光交流館では、かきフライ、かき御飯、かきのみそ汁、サラダといったかき尽くしの昼食が振る舞われました。昼食後には、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8530」でA4サイズに印刷し差し上げました。参加者からは、「高級なカメラに触れ、撮影できる貴重な体験ができました」「カメラが良いから写真もきれいですね」「松島町に住んでいますが、レンズを通して改めて松島の美しさを知ることができました」との声が寄せられました。
写真家:かとうまさゆき先生 プロフィール

日本の自然を中心に国内外の風景や動植物などを撮影し続ける。30年ほど前より奥さまの故郷である宮城県気仙沼の自然や港町の情景を撮影していたが、東日本大震災を機に事務所を気仙沼に移転。気仙沼市民となり復興の記録を撮影し続けるとともに、地域を取材し、気仙沼の魅力を各地に発信している。カメラ・レンズ・ストロボ・プリンターなどに関連した仕事で養った技術を活かし、市民活動として写真の持つ魅力を講演し、変貌しつつある街の記録撮影を指導している。また、各地でデジタルカメラの技術指導や撮影会、講演活動やコンテストの審査などを行っている。
公益社団法人日本写真家協会会員