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みんなの笑顔プロジェクト|活動報告

キヤノンマーケティングジャパングループは、東日本大震災の被災三県に向けた復興・創生推進活動として、コミュニティづくりを支援する「みんなの笑顔プロジェクト ~Smile for the Future~」を実施しています。

「みんなの笑顔プロジェクト」の活動報告

【2025年10月】山寺の魅力をカメラとコラージュで再発見(山形県山形市)

山形県立山形中央高等学校文理科学部が主催する探究学習イベント「カメラとコラージュで描く私たちの山寺」にて、「みんなの笑顔プロジェクト」を実施しました。本イベントは、地域の魅力を再発見し、参加者自身の視点で表現することを目的とした新しい学びの取り組みです。舞台となった山寺(立石寺)は、山形市に位置する名刹で、松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んだことでも知られる、自然と歴史が調和する観光名所です。当日は、参加者が仁王門や五大堂を巡りながら、レンズ交換式ミラーレスカメラ「EOS RP」で風景や文化を撮影。静けさの中に広がる絶景を、それぞれの感性で切り取りました。イベントの最後には、撮影した写真をインクジェットプリンター「PIXUS TS8730」で印刷し、オリジナルのコラージュ作品を制作。地域の魅力や心に残る体験を、自分らしい表現で形に残す貴重な機会となりました。参加者からは「カメラを通して見る山寺は新鮮で、楽しい時間を過ごせた」との声が寄せられました。高校生による主体的な探究学習を通じて、地域の歴史・文化・自然と企業の支援が連携する新しい学びの形となり、子どもたちが社会とつながりながら実体験を通じて学びを深める機会となりました。

【主催者からのコメント】

探究学習イベント「カメラとコラージュで描く私たちの山寺」では、一日中イベントにご同行いただき、誠にありがとうございました。イベント直前まで多くの不安がありましたが、イベントが始まってみれば、皆様の温かい見守りに安心し、初対面の大人とも自然に会話できるようになっていたことが印象に残っています。学校では得られない貴重な経験をさせていただき、心より感謝申し上げます。多くの部署の方々が関わってくださったことも、私たちにとって新たな学びとなりました。感謝申し上げます。

【2025年10月】地域産業を見て、撮って、学ぶ。港のおしごとたいけんツアー(岩手県大船渡市)

第43回大船渡市産業まつりの一環として開催された「港のおしごとたいけんツアー」にて、写真撮影体験会を「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。本ツアーは、大船渡港振興協会が主催し、港湾業務や物流、製造業などの現場を間近で見学することで、地域産業への理解を深めてもらうことを目的としています。当日は午前19名、午後17名、合計36名の参加者が集まり、一人一台ずつレンズ交換式ミラーレスカメラ「EOS RP」を手に撮影体験をスタート。スタッフによる操作説明の後、大船渡湾最奥部に位置する臨海型セメント工場を見学しました。工場内では、大船渡市のキャラクター「おおふなトン」が描かれたコンテナや港のクレーンなどを撮影。普段は立ち入ることのできない施設での撮影に、参加者からは「間近で見るクレーンや工場にワクワクした」「子どもも大喜びで家族の思い出になった」といった声が寄せられました。また、カメラ初心者の方からは「操作を教えてもらいながら安心して楽しめた」「自分で撮った写真を持ち帰れるのが嬉しかった」との感想もあり、学びと体験が融合した充実した時間となりました。本ツアーは、地域産業を身近に感じながら、子どもから大人まで楽しめる学びの場として定着しつつあります。写真撮影体験を通じて、大船渡港の新たな魅力を発見する貴重な機会となりました。

【主催者からのコメント】

「港のおしごとたいけんツアー」では、写真撮影体験にご協力いただき、誠にありがとうございました。当時の様子を振り返ると、改めて開催して本当に良かったと感じています。やはり写真の力はすごいですね!参加者の笑顔や驚きの声が今でも印象に残っています。またこのような機会がございましたら、ぜひご相談させていただきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

【2025年10月】ラムサール登録20周年記念「蕪栗沼」で写真教室(宮城県大崎市)

大崎市 世界農業遺産未来戦略室が主催する「蕪栗沼・周辺水田をめぐる写真教室」に、「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。本イベントは、蕪栗沼のラムサール条約湿地登録20周年を記念し、写真を通じて地域の自然や農業の魅力を再発見し、地域への愛着や生きがいづくりにつなげることを目的に開催されました。当日は台風23号の影響により、移動中のバス内でカメラ操作の説明が行われました。参加者には一人一台のレンズ交換式ミラーレスカメラ「EOS RP」が貸与され、蕪栗沼に飛来する渡り鳥マガンのねぐら入りや、水田で働く農家の姿などを撮影しました。夕方には小雨の中、1万羽を超えるマガンが低空で飛来する迫力ある光景が広がり、参加者からは驚きと感動の声が上がりました。撮影後は公民館にて、参加者の作品をモニターに映しながら一人ひとりに講評を実施。雨天にもかかわらず美しく撮影された写真に、参加者は感銘を受けていました。「雨の中での撮影は初めてでしたが、マガンの大群が低く飛ぶ姿は圧巻でした」「写真を通して地域の自然に改めて向き合え、心が豊かになった気がします」といった声も寄せられました。撮影された作品は、大崎市のイベントでも活用されました。

【主催者からのコメント】

この度は「蕪栗沼・周辺水田をめぐる写真教室」にご協力いただきありがとうございました。台風の影響で雨の中の撮影となりましたが、1万羽を超えるマガンの飛来に、参加者は感動されていた様子でした。写真を通じて、蕪栗沼の自然や農業の魅力に改めて触れ、地域への愛着が深まる時間となりましたことに感謝申し上げます。

【2025年9月】棚田の美しさを未来へ、写真で守る地域の宝(宮城県丸森町)

宮城県丸森町にある「大張沢尻棚田」で開催された写真撮影イベントに、「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。大張沢尻棚田は、江戸時代から昭和にかけて開墾された歴史ある棚田で、石垣で整備された美しい段々田が山の斜面に広がる、地域の誇りともいえる農村景観です。令和元年の台風19号による水害で甚大な被害を受けましたが、地元農家を中心に復旧が進められ、「日本の棚田百選」や「つなぐ棚田遺産」にも選定されています。今回のイベントは、大張沢尻棚田カレンダー製作委員会の主催により、参加者が実際に棚田を訪れ、カメラを通してその美しさを捉えることで、地域の自然や文化の価値を再認識し、棚田の保全と活用につなげることを目的に開催されました。当日は19名が参加し、全員にレンズ交換式ミラーレスカメラ「EOS RP」が貸与されました。秋晴れの空のもと、満開のヒガンバナ(曼珠沙華)や黄金色に染まる稲穂、石垣の陰影など、参加者それぞれが独自の視点で沢尻棚田の魅力を撮影しました。撮影後は、選んだベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4サイズに印刷し、記念として持ち帰っていただきました。地域資源の美しさを再発見し、写真を通じてその価値を広く伝える取り組みとなりました。

【主催者からのコメント】

沢尻棚田での撮影イベントに協力いただきありがとうございました。参加者の皆さんがカメラを手に、満開の彼岸花や棚田を思い思いに撮影する姿が印象的でした。写真を通じて、沢尻棚田の価値を改めて感じていただけたのではと思います。美しい景観を未来につなげるため、今後もこうした取り組みを続けていきたいと思います。

【2025年9月】挑戦の証、パラ陸上大会で笑顔の記念撮影(福島県郡山市)

福島県郡山市で開催された「北海道・東北パラ陸上競技大会」にて、出場記念撮影会として「みんなの笑顔プロジェクト」を福島キヤノン株式会社と協同で実施しました。本大会は、障がいのあるアスリートが競技を通じて自身の可能性に挑戦し、地域社会とのつながりを深めることを目的としたもので、全国から約180名の選手が参加。2日間にわたり、トラック・フィールド合わせて12種目の競技が行われました。また、パラスポーツの啓発と共生社会の実現を目指す「ふくしまリレーフェスティバル」も同時開催され、競技力の向上だけでなく地域との交流を促す貴重な機会となりました。撮影ブースには2日間で延べ300人が訪れ、スタッフがレンズ交換式ミラーレスカメラ「EOS RP」で記念写真を撮影。インクジェットプリンター「PIXUS TS8730」でL判に印刷した写真をその場で記念品としてお渡ししました。選手の皆さんは、競技の思い出を写真という形で残すことができ、笑顔あふれるひとときを過ごされました。スポーツを通じて地域と人をつなぎ、参加者の心に残る取り組みとなりました。

【主催者からのコメント】

「みんなの笑顔プロジェクト」を通じて、選手・家族、スタッフの皆さんの素敵な瞬間を写真に残すことができました。撮影ブースにはたくさんの人が訪れ、笑顔あふれるひとときを共有できたことを嬉しく思います。競技に挑む姿は本当に感動的で、スポーツの力で地域と人がつながる温かい場となりました。ご協力ありがとうございました。

【2025年8月】絶景と愛車を一枚に!碁石海岸でライダー撮影イベント(岩手県大船渡市)

岩手県大船渡市の観光名所・碁石海岸で開催されたライダー向けイベントに、「みんなの笑顔プロジェクト」として協力しました。本イベントは、三陸ジオパークけせん地域協議会が主催し、バイク専用休憩所「バイクの駅 大船渡」との共催で実施されたものです。碁石海岸は、国の名勝および天然記念物に指定されている、豊かな自然と迫力ある景観が魅力のスポットです。また、「バイクの駅 大船渡」は2023年8月に東北地方で初めて開設されたバイク専用休憩施設で、地域の観光振興や経済活性化に貢献しています。当日は20名のライダーが参加し、集合場所となった碁石海岸レストハウス前の駐車場では、愛車とともに記念撮影を楽しみました。その後、碁石海岸へ移動し、ガイドの案内のもと遊歩道を散策。巨大な岩や断崖、荒々しい波が織りなす絶景を堪能しました。レストハウスでは、散策中に撮影した写真が展示され、参加者同士が作品を鑑賞しながら交流を深める場となりました。イベントの締めくくりには、レンズ交換式ミラーレスカメラ「EOS R50」で撮影した記念写真をインクジェットプリンター「PIXUS TS8730」で出力し、参加者に配布。写真の美しい仕上がりに、参加者からは感嘆の声が上がるなど、満足度の高い取り組みとなりました。

【主催者からのコメント】

「みんなの笑顔プロジェクト in 碁石海岸」では、ご支援を賜り誠にありがとうございました。「バイクの駅 大船渡」代表からは、「みんなの笑顔があふれる良い企画になりました。来年もぜひ協力いただきたい」とのお言葉も頂き、私も同感です。今後ともよろしくお願いいたします。

【2025年7月】ねらいさだめて“夏”をパシャリ!(宮城県仙台市)

仙台市地下鉄東西線荒井駅舎内にある震災メモリアル施設「せんだい3.11メモリアル交流館」が企画した夏休みイベント「夏色ドロップス」にて、『ねらいさだめて“夏”をパシャリ!~めざせ、ちびっこカメラマン』と題し「みんなの笑顔プロジェクト」写真撮影体験会を開催しました。このイベントは、震災で大きな被害を受けた仙台市東部沿岸地域の自然や生活文化の魅力を再発見・体験することを目的としています。撮影ポイントの一つ、深沼海水浴場は震災やコロナ禍の影響で長らく入場制限が続いていましたが、今年は15年ぶりに制限なく一般開放されました。当日は子ども16名と保護者13名が参加。ミラーレスカメラ「EOS R50」を使い、写真家・伊藤トオル先生から操作方法を学んだ後、「原っぱビオトープ」や「貞山堀」、「深沼海岸」で撮影を楽しみました。撮影後は、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8730」でA4サイズにプリントし、伊藤先生から講評をいただきました。参加者からは「もっと写真を撮りたい!」という声が上がり、保護者や主催者からも「貴重な体験になった」「贅沢なプログラムだった」と好評をいただきました。

【主催者からのコメント】

本日は誠にありがとうございました。いただいたボードをスタッフに見せたところ、「おー、きれい!」と歓声が上がりました。暑さは厳しかったですが、空も海も本当に美しく、贅沢なプログラムでした。参加された皆さまにも大変喜んでいただけました。 ここまでのご準備、そして本日の暑い中でのご対応に、心より感謝申し上げます。

【2025年7月】文化財で学ぶ、写真と復興のストーリー(岩手県陸前高田市)

岩手県指定有形文化財「旧吉田家住宅主屋」にて、写真家・かとうまさゆき先生を講師に迎え、「みんなの笑顔プロジェクト」写真教室を開催しました。旧吉田家住宅主屋は、陸前高田市の歴史と文化、そして震災からの復興の思いが詰まった建物です。東日本大震災で全壊しましたが、地域の皆さまの尽力により流出部材が回収され、約14年の歳月を経て2025年3月に復旧が完了しました。今回の写真教室は一般公開を記念して陸前高田市教育委員会が企画した「家庭教育講座」として実施され、地域の小学生から大人まで25名が参加。ミラーレスカメラ「EOS R50」を使い、近隣のコミュニティセンターで操作方法を学んだ後、旧吉田家住宅主屋に移動し、学芸員の解説を聞きながら建物の内外を撮影しました。撮影後は、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8730」で印刷し、かとう先生から講評をいただきました。参加者からは「初めて来た場所での撮影が楽しかった」「おすすめのカメラを知りたい」といった声が寄せられ、歴史と写真への関心が高まる機会となりました。陸前高田市教育委員会からは、「歴史と写真文化が融合し、家庭教育の視点でも有意義な取り組みでした」との感想をいただきました。

【主催者からのコメント】

今年は家庭教育講座として開催したため、子どもさんの参加が多かったように感じました。昨年に続いて参加された方も何名かいらっしゃり、この企画を楽しみにしてくださっているのだと実感しました。旧吉田家住宅主屋は、日本遺産「みちのくGOLD浪漫」の構成文化財として申請し、無事に認定されました。このようなイベントでの活用が認定のポイントとされており、まさにタイムリーな企画だったと思います。改めまして、心より皆様に御礼申し上げます。

【2025年7月】350周年のかつお漁を記念して、気仙沼の魅力を写真で発信(宮城県気仙沼市)

7月1日(火)~31日(木)に開催された「気仙沼かつお祭り」の一部イベントとして、写真家・かとうまさゆき先生を講師に迎え、「みんなの笑顔プロジェクト」写真教室を実施しました。イベントには25名が参加し、気仙沼の魅力を写真で切り取りました。宮城県気仙沼市は、28年連続で生鮮かつおの水揚げ量全国1位を誇る漁業の拠点で、今年は「かつお溜め釣り漁伝来350年」という節目の年を迎えています。参加者は魚市場や併設する「水産情報等発信施設」・クッキングスタジオなどを巡りながら、水産業の学びと体験を通じて、ミラーレスカメラ「EOS R50」で撮影を実施。気仙沼の「今」と「歴史」をそれぞれの視点で捉えました。締めくくりには、撮影した写真の中からお気に入りの1枚を選び、インクジェットプリンター「PIXUS TS8730」でプリントし記念写真として持ち帰りました。参加者からは「写真をきっかけに地元の方と交流ができ、気仙沼の魅力をもっと多くの人に伝えたい」との声が寄せられました。

【主催者からのコメント】

この度は、誠にありがとうございました。
「みんなの笑顔プロジェクト in 気仙沼市魚市場」が、多くの皆様の笑顔に包まれ、素晴らしい催しとなりましたことを、心よりうれしく思います。また、地域の魅力や水産業の奥深さをご体感いただけたとのこと、大変光栄に存じます。ご参加いただいた皆様にとって貴重な機会となり、特に気仙沼産のカツオにご関心をお寄せいただけたことに、心より感謝申し上げます。今後とも、「かつお留め釣り漁伝来350年記念事業」のさらなる盛り上げに向けて、皆様のお力添えを賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

【2025年6月】歩いて、撮って、ふるさとの川ウォーキング写真体験(福島県福島市)

開園30周年を迎える四季の里で開催された「第17回 あらかわ・ふるさとの川ウォーキング」にて、「みんなの笑顔プロジェクト」として写真撮影体験会を実施しました。このイベントは、地域コミュニティや地元企業で構成される「あらかわ・ふるさとの川ウォーキング実行委員会」が主催し、健康増進や地域振興、観光活性化を目的に毎年開催されています。当日は晴天に恵まれ、夏らしい陽気の中、約650名の参加者が自然豊かな荒川沿いを元気にウォーキング。6kmと11kmの2コースが用意され、参加者は沿道の花々や川のせせらぎを楽しみながら歩きました。写真撮影体験会は、地蔵原堰堤と四季の里バラ園の2カ所で実施。自然を背景にした記念撮影には延べ200名が参加し、ミラーレスカメラ「EOS R50」で撮影後、インクジェットプリンター「PIXUS TS8730」でL判サイズに印刷し持ち帰りました。参加者からは「思い出を写真で残せるのは素敵」との声が寄せられ、主催者からも「多くの笑顔に出会えた大成功のイベントでした」と嬉しい感想をいただきました。

【主催者からのコメント】

第17回あらかわ・ふるさとの川ウォーキングに際しましては、キヤノンマーケティングジャパン様より多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。皆様のお力添えにより、参加者の皆様にも大変ご満足いただける催しとなりましたこと、心より感謝申し上げます。今後とも、貴社との連携をさらに深めながら、福島の魅力発信にご協力いただけますと幸いです。改めまして、この度のご支援に厚く御礼申し上げます。

【2025年5月】自然とふれあい、心を育む「小鳥の森」で学びの一日(福島県福島市)

「福島市小鳥の森」で開催された自然観察イベント「カメラを持って森歩き」を、「みんなの笑顔プロジェクト」として福島キヤノンと共同で支援しました。このイベントは、「子どもたちに自然の中で触れ合い、学び、成長する機会を提供したい」という小鳥の森スタッフの思いを受けて企画されたものです。当日は6家族22名が参加し、ミラーレスカメラ「EOS R50」を手に撮影を体験。あいにくの天候により屋外での活動は中止となりましたが、ネイチャーセンター内でレンジャーが事前に採集した水生昆虫やドジョウ、トンボなどを観察・撮影しました。子どもたちは普段目にすることのない生き物に夢中になり、レンズ越しに自然の魅力を発見していました。撮影後は、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でL判とA4判に印刷し、思い出として持ち帰りました。保護者からは「スマホよりもきれいに撮れる」といった声が、子どもたちからは「どうやって写真が出てくるの?」といった好奇心あふれる反応が寄せられました。主催者からは「来年もぜひ開催したい」との声がありました。

【主催者からのコメント】

イベント開催にあたり、皆様には多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございました。
当日はあいにくの空模様となり、参加者数や屋外活動への影響を心配しておりましたが、天候にかかわらず、皆様に楽しんでいただけた様子が印象的でした。特に、飽きやすい子どもたちがカメラを手にすることで自然観察に集中し、生き物を見つけては夢中でシャッターを切る姿が見られました。自分で撮影した写真を持ち帰ることができたことも、子どもたちにとって大きな喜びとなったようです。参加者を温かく見守ってくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

【2025年5月】自然とふれあいながらシャッターを切るひととき(福島県浪江町)

浪江町農林水産課が主催する「なみえ生活環境保全林ウォーキング&写真撮影体験会」を、「みんなの笑顔プロジェクト」として支援しました。このイベントは、東日本大震災の影響で整備が遅れていた保全林の一部が安全に利用できるようになったことを受けて実施されたもので、地域住民・来訪者への自然の魅力発信や、保全林利用の促進を目的としています。当日は町内外から20名が参加し、「いこいの村なみえ」でミラーレスカメラ「EOS R50」の操作説明を受けた後、保全林内の3カ所の撮影ポイントを巡りました。撮影中は「福島県もりの案内人の会」のガイドによる木々や野草の解説を聞きながら、参加者は自然とのふれあいを楽しみました。撮影後はスタート地点に戻り、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4判に印刷し、記念として持ち帰りました。参加者からは「曇り空でも明るく撮れる」「背景がきれいにボケた写真に感動した」といったカメラ性能やプリントの美しさに驚きの声が上がりました。主催者からは「今後も保全林の魅力を発信していきたい」とのコメントがありました。

【主催者からのコメント】

ウォーキングイベントでは、大変お世話になりました。参加者の皆様には、カメラを通じて保全林の魅力を存分にご体感いただけたことと思います。お帰りの際にも、多くの方からご好評のお声をいただき、嬉しく感じております。私自身もイベントを大いに楽しませていただき、あっという間のひとときでした。このような貴重な機会をいただき、心より感謝申し上げます。

【2025年4月】地域の歴史と自然をカメラで再発見(岩手県住田町)

三陸ジオパークのジオサイトの一つである「栗木鉄山跡」で実施された写真撮影体験会を「みんなの笑顔プロジェクト」として支援しました。岩手県住田町では、教育や観光を通じて地域の魅力を広め、地域活性化を図ることを目的に、「栗木鉄山跡散策&写真撮影体験会」を開催しました。「栗木鉄山跡」は、明治14年から大正11年まで稼働していた民営製鉄所の跡地で、最盛期には国内4位の銑鉄生産量を誇り、現在は国指定史跡として保存されています。イベントには町内外から30名が参加し、ミラーレスカメラ「EOS R50」を手に、カメラの操作説明を受けた後、バスで現地へ移動。役場職員の解説を聞きながら、雑木林に点在する史跡を巡り、自然と歴史を感じながら撮影を楽しみました。撮影後は、会場に戻り、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4判にプリントし持ち帰りました。参加者からは「歴史ある場所での撮影が楽しかった」「学びと感動のある体験だった」といった声が寄せられ、主催の住田町からも「地域の魅力を再発見できた素晴らしいイベントだった」との感想がありました。

【主催者からのコメント】

この度は、「みんなの笑顔プロジェクト in 栗木鉄山跡」を開催いただき、誠にありがとうございました。天候が心配されましたが、雨に見舞われることもなく、途中からは陽射しにも恵まれ、非常に心地よい散策と写真撮影会となりました。参加者の皆様も楽しんでおられる様子がうかがえ、大変充実したイベントとなったのではないかと感じております。これもひとえに、御社のご協力あってのことと、心より感謝申し上げます。

【2025年4月】仙台市「新緑祭」でフォト講座を開催(宮城県仙台市)

仙台市が開催した「新緑祭」において、「フォト講座・ミラーレスカメラで風景写真にチャレンジしよう♪」が企画され、「みんなの笑顔プロジェクト」として支援しました。主催の仙台市百年の杜推進課とは、2023年に「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」を通じて連携した縁があり、今回も協力企業として式典に参列し、ブース出展を行いました。「新緑祭」は、みどり豊かな美しいまちづくりを進めることを目的として、毎年春に開催され、今年度は仙台城下の青葉山公園で開催されました。フォト講座は午前・午後の2回実施され、計21名が参加。ミラーレスカメラ「EOS R50」を手に、伊達政宗公胸像やもりの庭園など6か所の撮影ポイントを巡り、職員の説明を受けながら撮影を楽しみました。撮影後は出展ブースに戻り、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4判にプリントして持ち帰りました。参加者からは「スマホでは撮れない美しい写真が撮れた」「印刷の仕上がりに驚いた」といった声が寄せられ、子どもたちが夢中でシャッターを切る姿も印象的でした。主催者からは「笑顔あふれるイベントになった」との感想が寄せられました。

【主催者からのコメント】

この度は、「みんなの笑顔プロジェクト in 新緑祭」において、御社よりご協力を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで天候にも恵まれ、新緑祭全体も滞りなく終了することができました。御社の皆様のご尽力により、本講座は終始和やかな雰囲気の中で進行し、参加された市民の皆様は時間を忘れるほどカメラに夢中になっておられました。印刷された写真も非常に素晴らしく、会場は笑顔であふれており、大変印象的なひとときとなりました。カメラが持つ力を改めて感じるとともに、参加者の皆様にも大いにご満足いただけたものと存じます。私どもにとっても、新緑祭における新たなコンテンツとして、青葉山公園という会場の特性や新緑の季節を活かした、非常に意義深いプログラムを実施することができました。

【2025年4月】双葉町駅西住宅の魅力をカメラで捉える(福島県双葉町)

福島県双葉町の町営住宅「駅西住宅」で開催されたコミュニティーイベント「ウォーキング&写真撮影体験会」を「みんなの笑顔プロジェクト」として支援しました。駅西住宅は、東日本大震災に伴う被害を受けて建設された災害公営住宅で、2024年6月に全86戸が完成し、現在は約100人が暮らしています。今回のイベントは、2023年から続く取り組みの第3回目で、駅西住宅管理組合の主催により、住民や近隣の方々18名が参加しました。参加者はミラーレスカメラ「EOS R50」を手に、駅西住宅周辺や双葉駅、町役場前の花壇、図書館のウォールアートなどを巡りながら撮影を楽しみました。撮影後は、駅西住宅集会所に戻り、各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4判にプリントして持ち帰りました。参加者からは「初めてのカメラ体験が楽しかった」「町の魅力を再発見できた」といった声が寄せられ、主催者からも「地域のつながりを深める良い機会になった」との感想がありました。

【主催者からのコメント】

先日は、写真撮影体験会にご協力いただき、誠にありがとうございました。
天候にも恵まれ、参加者の皆様とともに、とても素敵な時間を過ごすことができました。心より感謝申し上げます。
私自身も撮影した写真データをパソコンで確認しましたが、「桜が満開の時期であれば、さらにベストショットだったかもしれない」と思うような場面もあり、季節の移ろいを感じるひとときでした。またこのようなご縁がございましたら、ぜひご一緒できればと願っております。

【2025年4月】「つしま桜まつり」で桜の名所を巡るフォトウォーク(福島県浪江町)

福島県浪江町津島地区で開催された「第一回つしま桜まつり」のイベントのひとつ「津島小学校&さくら撮影体験会」を「みんなの笑顔プロジェクト」として支援しました。津島地区は、2011年の東日本大震災に伴う被害で「帰還困難区域」に指定され、住民は地域を離れざるを得ませんでしたが、2023年3月31日にその一部で避難指示が解除されました。これを機に、地域の再生と交流を目的として町民有志が桜まつりを企画。ボランティアで桜を手入れする住民団体「絆さくらの会」の協力のもと、津島小・中学校の桜並木の手入れも行われました。撮影体験会には2日間で30名が参加し、津島地区出身の案内人のもと、ミラーレスカメラ「EOS R50」を手に旧津島小学校やしだれ桜などを巡りながら撮影を楽しみました。撮影後は、つしま活性化センターで各自のベストショットをインクジェットプリンター「PIXUS TS8630」でA4判にプリントし、記念として持ち帰りました。参加者からは「震災の跡が見える場所もあり、意義深い体験だった」といった声が寄せられ、地域の魅力を再発見する機会となりました。

【主催者からのコメント】

この度は、「フォトウォーク in 津島地区」を開催いただき、誠にありがとうございました。ご参加いただいた皆様とともに、津島地区の歴史や特徴、かつてこの地で営まれていた暮らしについて語り合いながら撮影を行えたことは、大変有意義で楽しい時間となりました。震災以前、地域に暮らす若者や子どもたちは、おじいちゃん・おばあちゃんから津島の話を聞き、言葉で「津島」を紡いできました。それが難しくなった今、今回のように津島に関心を持ってくださる皆様とともに、少しでも「津島」をつないでいけたことは、私たちにとって非常に嬉しく、貴重な機会でした。撮影した写真も大切に保管させていただきます。今回のフォトウォークをきっかけに、津島に関わる方が今後さらに増えていくことを心より願っております。

写真家:かとうまさゆき先生 プロフィール

日本の自然を中心に、国内外の風景や動植物の撮影を続けている。約30年前から、奥様の故郷である宮城県気仙沼の自然や港町の情景を撮影してきたが、東日本大震災をきっかけに事務所を気仙沼へ移転。気仙沼市民として復興の記録を撮影し続けるとともに、地域を取材し、気仙沼の魅力を全国へ発信している。カメラ、レンズ、ストロボ、プリンターなどに関する仕事で培った技術を活かし、市民活動として写真の魅力を伝える講演を行うほか、変貌する街の記録撮影の指導も行っている。また、各地でデジタルカメラの技術指導や撮影会、講演活動やコンテストの審査などを行っている。

公益社団法人日本写真家協会会員