大口径中望遠単焦点Lレンズ“RF85mm F1.4 L VCM”を発売大きなボケ味と高画質が特長の開放F値1.4の単焦点Lレンズシリーズを拡充
2025年9月10日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
キヤノンは、「EOS R SYSTEM」の交換レンズ「RFレンズ」の新製品として、開放F値1.4による大きく美しいボケ味と画面全域での高画質を可能とする大口径中望遠単焦点レンズ“RF85mm F1.4 L VCM”を2025年9月27日に発売します。



“RF85mm F1.4 L VCM”は、大口径F1.4と最新の光学設計により、大きく美しいボケ味と画面全域での高画質を生かした、印象的な表現が可能な単焦点Lレンズです。一般的に、焦点距離85mmの単焦点レンズは、被写体に圧迫感を与えず適度な距離を保ちながら撮影ができるため、ポートレート撮影に適しているとされています。本レンズにより、開放F値1.4の単焦点Lレンズシリーズは超広角の20mmから中望遠の85mmまでカバーできるようになりました。
おもな特長
開放F値1.4を生かした大きく美しいボケ味と画面全域での高画質
開放F値1.4による大きく美しいボケ味と中望遠の85mmの焦点距離を生かし、ポートレート撮影などのシーンにおいて、印象的な表現が可能です。「非球面レンズ」や「UD レンズ※1」を効果的に配置した10群14枚の光学設計で諸収差を抑制し、「EF85mm F1.4L IS USM」(2017年11月発売)を超える画面全域での高画質を達成しています。また、特殊コーティング技術「ASC(Air Sphere Coating)」により、画質劣化の原因となるフレア・ゴーストを低減しています。
機動性に優れた小型・軽量設計とアイリスリング搭載などの高い操作性
質量約636g、全長約99.3mmの小型設計で、「EF85mm F1.4L IS USM」と比較して約33%軽量化し、優れた機動性を発揮します。また、発売済みの開放F値1.4の単焦点Lレンズシリーズと全長・フロントフィルター径を共通にし、撮影現場での使い勝手の良さを追求しています。さらに、アイリスリング(絞りリング)を搭載し、主に動画撮影中の絞りのマニュアルコントロールが可能です。
VCM※2の採用による優れたフォーカス機能
質量の大きいフォーカスレンズユニットの駆動に適した「VCM(ボイスコイルモーター)」によるリアフォーカス方式を採用し、優れたフォーカシングを可能にします。EOS Rシリーズの「デュアルピクセル CMOS AF」との組み合わせにより、静止画撮影時には高速・高精度なAFが可能で、動画撮影時には静かで滑らかなピント合わせができます。また、動画撮影時のフォーカスブリージングを抑制する光学設計により、「EF85mm F1.4L IS USM」と比較して画角変化の少ない安定した構図での動画撮影を実現し、本格的な映像制作にも対応します。
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※1
UD(Ultra low Dispersion=特殊低分散)ガラスを用いたレンズ。
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※2
磁石のエネルギー(磁場)を媒体として、電気エネルギーを運動エネルギーに変換するアクチュエーター。駆動用マグネットが作る磁場の中をコイルが前後に動き、コイルが固定されたフォーカスレンズユニットをリニア駆動します。
提供価格・発売予定日
- 製品名
- RF85mm F1.4 L VCM
- 希望小売価格
- オープン価格
- 発売日
- 2025年9月27日
関連情報
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