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「頭痛じゃない日を変えていく」をコンセプトにした頭痛セルフケアサポートアプリ “ヘッテッテ”のβ版を提供開始 ~毎日の生活を通じて頭痛セルフケア習慣化をサポート~

2025年2月21日

キヤノンマーケティングジャパン株式会社


キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、慢性的に頭痛に悩む人に向け、頭痛セルフケアをサポートするスマホアプリ“ヘッテッテ”※1のβ版を、2月22日の「頭痛の日」に先がけて2025年2月21日に提供開始します。「頭痛じゃない日を変えていく」をコンセプトに、頭痛の記録と一緒に、頭痛誘因タイプに合ったセルフケアの実施状況や気分の変化を記録することで、継続的な頭痛セルフケアの習慣化をサポートします。

頭痛セルフケアサポートアプリ“ヘッテッテ”

頭痛はプレゼンティーズム(健康問題に起因するパフォーマンスの損失)に関連する主要な原因の一つに挙げられています。中でも片頭痛による労働遂行能力の低下は、日本全体で年間約2兆3856億円の経済的損失につながっていると推計されており※2、個人の生活のみならず社会全体の生産性にも及んでいます。また、キヤノンMJが頭痛のある社員を対象に実施したアンケート調査※3では、頭痛の発症時に頭痛薬(市販薬・処方薬を含む)を服用する人の割合は約70%、そのうち63%の人は頭痛薬の服用だけの対処法に満足していないと回答しました。

このような状況を受けキヤノンMJは頭痛による生産性の低下を社会課題ととらえ、頭痛薬以外の対処法に着目し、保健師・頭痛専門医・デザイナーなど、多様なバックグラウンドを持つ社員が集まり、セルフケアの実施によって生活習慣を改善し頭痛にアプローチする新サービスの創出に取り組みました。

そしてこのたびキヤノンMJは、頭痛セルフケアをサポートするスマホアプリ“ヘッテッテ”のβ版をリリースします。“ヘッテッテ”は20~40代の女性をターゲットに、「頭痛じゃない日を変えていく」をコンセプトにした頭痛セルフケアの習慣化をサポートするアプリです。

キヤノンMJは2017年より社員による起業プログラム「Canon i Program(以下CiP)※4」を実施しており、“ヘッテッテ”はCiPの取り組みの中で実際に頭痛に悩む社員から生まれました。

“ヘッテッテ”の開発にあたり、頭痛持ちのキヤノンMJグループ社員延べ550名が、試作版のアプリを使用した日々の頭痛状況とセルフケア実施状況の記録やアンケートなどの検証に協力しました。検証の結果、「頭痛がない日」を意識的に記録している人ほどセルフケアも継続できている傾向にありました。ここから頭痛との付き合い方に新たな選択肢があることに着目し、「頭痛がない日」にも目を向けて、セルフケアの習慣化をサポートすることを“ヘッテッテ”のコンセプトとしました。“ヘッテッテ”は、1ヶ月間の頭痛状況や日常の習慣や行動を視覚的に記録するハビットトラッカーを搭載し、「頭痛がある日」の記録だけでなく、「頭痛がない日」の過ごし方も含めたセルフケアの習慣化を支援します。
なお“ヘッテッテ”β版は、ユーザーからのフィードバックに基づき機能をアップデートし、慢性的に頭痛に悩む人々に寄り添ったサービス提供を進めていきます。

“ヘッテッテ”の特長

自分の頭痛誘因タイプ※5を知る

アンケートに回答することで、自身の頭痛誘因タイプを判定できます。“ヘッテッテ”では頭痛の誘因を、肩や首のこり、光や音の過敏など8つのタイプに整理し、ユーザーは自身の頭痛誘因タイプに合った適切な対策を選択・実施できます。

頭痛誘因タイプに合わせたプログラムを選択する

首肩ヨガプログラムやメンタルサポートプログラム、各誘因タイプ向けのハーブティーレシピを紹介するハーブプログラムなど、自身の頭痛誘因タイプに合わせたケアプログラムを選択できます。

ハビットトラッカーで頭痛セルフケアを習慣化する

頭痛がある日だけでなく「頭痛がない日」も記録していくことで自身の頭痛に日常的に向き合うことができます。記録の習慣化を支援するため、日常の習慣や行動を記録し、追跡するツール「ハビットトラッカー」を搭載しています。頭痛の有無だけでなく、自身が設定したケアプログラムの実施状況や今日の気持ちをハビットトラッカーに記録し、色塗りの表現を楽しんでもらうことで、毎日の頭痛セルフケアの習慣化をサポートします。

  • ※1
    “ヘッテッテ”はキヤノンMJの登録商標です。
  • ※2
    参考文献:Shimizu T, et al. The Journal of Headache and Pain 2021
    Disability, quality of life, productivity impairment and employer costs of migraine in the workplace
    経済的損失額の「約2兆3856億円」は、論文内の1ドル112円の為替レートで213億ドルを円換算した額です。
  • ※3
    キヤノンMJグループ社員向け「頭痛の悩みに関するアンケート」回答結果(アンケート実施時期2021年10月、回答者数254名)
  • ※4
    2024年に対象を社員とスタートアップ企業へ広げ、新たな価値創造を目指す「spark.me」にリブランディングし拡大展開しています。
  • ※5
    キヤノンMJ独自のアルゴリズムによるタイプ判定であり、医師による頭痛の確定診断を行うものではありません。

提供価格・発売予定日

アプリケーション名
ヘッテッテ
料金
無料
提供開始日
2025年2月21日

関連情報

製品紹介ページ

製品の詳しい情報、仕様については、下記からご確認ください。

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