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健康経営

健康経営推進方針

キヤノンビズアテンダは、「健康第一主義」を行動指針に掲げ、従業員の健康の保持増進に取り組むことが、従業員とその家族の幸せひいては持続的な企業価値向上につながると考えています。
​この考えをもとに、「健康でイキイキ働く従業員と会社を支える健康経営の実現」を経営方針の根幹として定め、従業員一人ひとりの心身の健康保持・増進を支援します。
​あわせて、育児と仕事の両立、介護と仕事の両立、治療と仕事の両立を実現するための環境づくりを推進し、誰もが自分らしく能力を発揮できる職場を目指します。

キヤノンビズアテンダ株式会社 代表取締役社長
杉中美勝

「健康経営優良法人(ホワイト500)2025」に認定

キヤノンビズアテンダは、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。

健康経営優良法人2025 大規模法人部門 ホワイト500
  • 「健康経営優良法人(ホワイト500)」認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。

健康経営戦略マップ

健康課題へのアプローチ

健康経営体制図

健康経営の目標と数値

健康経営の実現にむけて、指標を定め従業員の健康の保持・増進に取り組んでいます。
​「健康第一主義」の行動指針のもと、健康診断受診率100%をはじめ、健康風土作りと従業員のヘルスリテラシーを高めるために施策を講じてきました。2020年からは健康経営の最終的な指標としてアブセンティーイズム、プレゼンティーイズム、ワークエンゲイジメント指標を追加し、維持・改善傾向であることを確認しています。

最終的な目標指標

指標 項目 2022年 2023年 2024年 2025年目標
測定人数 719人 729人 784人 -
アブセンティーイズム※1 実績値 2.2日 3.1日 2.8日 2.2日以上
回答率 99.7% 100% 100% -
プレゼンティーイズム※2 実績値 87.7% 87.0% 86.3% 87.7%以上
回答率 99.7% 100% 100% -
ワークエンゲイジメント※3 実績値 2.67点 2.68点 3.17点 2.7点以上
回答率 100% 100% 100% -

全て定期健康診断の問診にて全社員を対象に実施(雇用時健診は除く)

  • ※1
    「昨年1年間に、自分の病気やけがで仕事を休んだ日数」という問いに対する回答の平均日数。
  • ※2
    SPQ東大1項目版「病気やけががないときに発揮できる仕事の出来を100%として、過去4週間の自分の仕事の評価に対する回答の平均値。
  • ※3
    設問1仕事をしていると、活力がみなぎるように感じる 2自分の仕事に誇りを感じるの各回答を、そうだ:4点、まあそうだ:3点、ややちがう:2点、ちがう:1点として換算し2で除した得点の平均値。

具体的な目標指標 (単位:%)

【ヘルスリテラシーの指標】

2022年

2023年

2024年

キヤノンMJグループ平均

生活習慣改善意識行動「実行段階」者の割合
38.6
40.9
36.1
39.5
一日1時間程度の身体活動をしている者の割合
44.7
50.1
53.2
44.8
野菜を一日350g以上摂っている者の割合
19.5
19.3
16.5
14.5
睡眠が6時間以上取れている者の割合
43.5
44.9
45.0
47.3
アルコールの適正摂取量者の割合
63.3
57.4
61.4
47.7
喫煙率
14.6
14.7
13.5
21.7
定期的に体重測定する者の割合
56.2
57.2
55.3
57.8
【メンタルヘルス関連の指標】

2022年

2023年

2024年

キヤノンMJグループ平均

高ストレス者率
12.7
11.7
11.9
11.2
首・肩こり有症状率
55.2
52.7
55.6
47.5
腰痛有症状率
32.6
33.4
33.8
31.2
頭痛有症状率
24.0
23.7
24.9
17.9
【生活習慣病ハイリスク関連の指標】

2022年

2023年

2024年

キヤノンMJグループ平均

高血圧者率
2.3
2.3
3.3
3.8
血糖コントロール不良者率
3.7
3.0
3.0
2.8
肥満者率(40歳未満BMI25以上)
19.7
19.0
19.7
18.7
がん検診受診率
53.4
41.1
50.9
48.3
【その他:健康診断の結果指標】

2021年

2022年

2023年

2024年

適正体重者率(全年代)
59.9
59.9
60.4
62.5
血圧治療継続率
89.9
82.7
84.1
82.4
糖尿病治療継続率
70.3
76.9
85.7
89.7
血中脂質治療継続率
61.2
64.6
65.7
64.4

定期健康診断及び雇用時健康診断結果から算出、【メンタルヘルス関連の指標】はストレスチェックの結果から算出

自己健康管理向上と健康増進への取り組み

従業員一人ひとりが自分の健康に目を向け行動を起こしていくよう、個別および集団アプローチによる生活習慣改善の啓発活動を行っています。
また健康診断前には個人ごとにテーマを決めて取り組む「ヘルシーアクション」を展開、健康保険組合が提供している健康増進をサポートするWEB情報発信ツールに賛同し、年2回(春・秋)実施しているウォーキングイベントへの積極的な参加を従業員へ促し、健康管理向上と健康風土の醸成を図っています。

項目

2022年

2023年

2024年

生活改善に取り組んでいる社員の割合
39%
41%
36%
ウォーキングイベントの参加率
12.2%
24.5%
19.9%

禁煙への取り組み

就業時間内を喫煙禁止にするとともに禁煙セミナーや禁煙プログラムの実施などで喫煙率を下げる活動をしています。

項目

目標

2022年

2023年

2024年

禁煙率
100%
85.4%
85.3%
86.5%
禁煙プログラム参加人数
2
8
0

安全配慮の徹底と重症化予防

定期健康診断受診を病気の早期発見だけでなく、従業員自身の体調変化やストレスの気づきの場とします。
また、健康診断受診後のフォローアップとして精密検査や受診が必要な従業員には保健師によるフォローや産業医面談などのサポートを行っています。

項目

目標

2022年

2023年

2024年

定期健康診断受診率
100%
100%
100%
100%
  • 休職社員除く(傷病、育児休暇等)

女性のヘルスケア推進の取り組み

働く女性に対するヘルスリテラシーを上げ、女性の活躍を後押しすることを目的として管理職を含む女性従業員に対してリテラシー向上のセミナーを実施しています。

こころの健康づくり

ストレスチェックについて、受けやすい環境づくりのためにe-learningを導入した効果で高い受検率を維持しています。集団分析結果を安全衛生委員会で共有し職場環境改善に活かし、セルフケアマネジメント研修、キヤノン健保によるEAP(従業員支援プログラム)導入など継続的に取り組みます。

項目

2022年

2023年

2024年

ストレスチェック受検率
92.1%
85.3%
90.1%
高ストレス
12.7%
11.7%
11.9%

ワークライフバランスへの取り組み

従業員の健康保持・推進のため、働き方改革に取り組みます。
一般的な企業水準と比べ低い時間外労働と高い有給休暇取得率の維持を継続し余暇の充実を目指します。

項目

2022年

2023年

2024年

月平均残業時間
11時間51分
13時間
6時間29分
有給取得率
68.6%
62.3%
68.3%

職場単位での安全衛生活動

安全衛生活動を各地区・各職場単位で組織的に展開しています。各地区において、労使で構成する安全衛生委員会を設置するだけでなく、職場における安全衛生活動を推進する「職場安全衛生推進担当者」を設け、従業員一人ひとりが積極的に安全衛生活動に取り組んでいます。

「5S」活動の取り組み

毎日が安心・安全・快適な職場環境で仕事ができることを目的として、安全衛生の基本である5S(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)活動に取り組んでいます。加えて4月・8月・12月の年3回を「5S強化月間」として定め、地域・職場ごとに課題と目標を掲げて取り組んでいます。

キヤノンビズアテンダ労災件数

項目

2022年

2023年

2024年

業務上災害件数
0
2
0
通勤災害件数
2
4
1
合計
2
6
1

生活習慣病への対策

日常生活の中で、健全な食生活を送ることの重要性を従業員に認識してもらうため、次の取組を実施しています。

  • 食育活動(2026年)食育実践優良法人申請中
  • 「朝食を食べよう!」運動を実施中
    ​コンビニ食品の中から厳選した健康朝食メニューを社内で周知
  • 健康診断受診時に野菜摂取量をチェックし、意識づけを強化

取引先への支援内容

自社の従業員だけでなく、弊社のビジネスに協力していただける協力社員にも健康で働いてもらえるよう健康経営活動を推進しています。

2026年 パートナー構築宣言 申請中