「質問することに苦手意識がなくなった」SEとして自分らしく働ける、誠実な環境とは
キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社
開発部門 2022年入社
吉原 侑花さん
ゲーム好きが昂じて独学でプログラミングを学ぶようになり、学生時代からSEを志望していた吉原 侑花さん。キヤノンPPSの入社の決め手は、真面目で穏やかな「社員の人柄」でした。現在は、小売店で使われるPOPの制作システムの開発を手掛け、入社4年目にしてチームリーダーとしてプロジェクトを主導した経験もあります。誰もが真摯に仕事と向き合う誠実な社風だからこそ、自分らしく働くことができていると語る吉原さんは、SEとしてどんなことを大切に仕事をしているのでしょうか。
お客さまのために、テストやデバッグには手を抜かない
学生時代から独学でプログラミングを学んでいたこともあって、就職活動のときからSEを志望していました。説明会で「印刷会社のSEって、どんなことをするんだろう?」と不思議に思ったことがきっかけで、キヤノンPPSに興味を持ちました。入社の決め手となったのは、説明会や面接で会う社員の方々がみんな、真面目で穏やかな雰囲気だったことです。わたしのつたない質問にも丁寧に答えてくださって、安心できたことをよく覚えています。
現在は、小売店などで使われる、価格や特売情報を記載したPOPという印刷物を、簡単に制作できるシステムの開発を担当しています。わたし自身、学生時代にスーパーでアルバイトをしていたので、入社当時から関心を持っていた部署でした。不具合のない状態でお客さまのもとに届けたいので、システムのテストやデバッグは抜かりなく行うよう心がけています。
入社4年目の今年、初めて新規ツールの開発を一から手掛けたのですが、テストの段階で問題なく動作したことがとてもうれしく、仕事のやりがいを感じることができました。
答えではなく考え方を示す指導のおかげで、SEとして成長できた
独学で学んではいたものの、本格的なシステム開発については、まったくの素人だったので、初めは先輩や上司の方々に教えていただくことばかりでした。質問をしたとき、ただ答えを示すだけではなく、考え方や参考にするべき資料などについても併せて教えてくださるので、業務に活かせる知識をすぐに身につけることができたと思います。
部署の方針で、若手のころから責任ある仕事を任せるようにしているので、わたしもプロジェクトリーダーを務めたことがあります。システムの細部だけではなく、プロジェクト全体の流れを俯瞰で見ることの重要性が、よくわかる経験でした。
最近は、システムの要件定義を見ただけで、どんなソースコードを書けばいいか予測が立てられるようになり、自分のSEとしての成長を実感する瞬間も増えてきています。
ミスをごまかさない誠実な姿勢が、キヤノンPPSならでは
キヤノンPPSは「誠実」な会社だと思います。お客さまに対する姿勢はもちろんですが、社内でも、一人ひとりの社員が真摯で嘘のない態度で仕事に向き合っているからです。わたしの部署では、なにかミスをしてしまったとしても、ごまかすような人は一人もいません。どんなトラブルもすぐに報告し合っているのですが、それは、ふだんからチームで支え合って仕事をしていることや、風通しのいい人間関係があるからこそだと思います。
わたしは本来、自分から質問や報告をするのが得意ではなく、入社当時は発言することにとても勇気がいりました。それでも、周りの先輩や上司の方々が、日頃から丁寧なコミュニケーションをしてくださり、どんな疑問にも優しく答えてくださるので、その苦手意識はすぐになくなりました。
一方で、実際に手を動かしているときは、黙々と没頭するほうが捗るタイプなのですが、そういった場面では温かく見守ってくださることも、本当にありがたいです。キヤノンPPSという環境のおかげでわたしは、自分らしく働くことができていると思います。
Q&A
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仕事をするうえで大切にしていることは?
クセのない、整ったソースコードを書くことです。ただ動けばいいというわけではなく、のちのち改修が必要になった際、ほかの人が担当することになったとしても、スムーズな作業ができるようにプログラミングをしています。
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今後はどんなことに挑戦したい?
開発言語には、それぞれに得意不得意があるので、お客さまのご要望に最大限こたえるためにも、自信を持って扱える言語を増やしていきたいです。
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キヤノンPPSの開発部門に向いているのはどんな人?
真面目で素直な人です。周りの方々が親身にアドバイスをしてくださる環境なので、それを受け入れて自分の糧にできる人のほうが早く成長できると思います。
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オフの日はどんなことをして過ごしている?
家でゲームをしていることが多いです。とくにRPGが好きで、プログラミングに興味を持ったのもゲームがきっかけでした。残業や休日出勤がほとんどないので、趣味の時間を確保して、メリハリのある生活を送ることができています。
1日のスケジュール
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- 9:00
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- 始業
- メール・Teamsのチェック
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- 9:15
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- 業務
- プロジェクトに関連するドキュメント作業やプログラミング、既存システムの問い合わせ内容の対応など
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- 11:45
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- 昼食
- 飲食スペースで昼食、自席で仮眠
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- 12:45
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- 業務
- プロジェクトに関連するドキュメント作業やプログラミング、既存システムの問い合わせ内容の対応など
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- 17:30
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- 退社
- 明日以降のタスクをチェックリストに記入、作業工数の記入を行って帰宅、在宅時は日報の記入も行う