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チームで挑む規模の大きな営業は「お客さまとの信頼関係を築くことが一番大切」

キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社
営業部門 2024年入社
野村 光太さん

主に印刷会社で使われているプロダクションプリンター。高額かつ規模の大きな製品なので、そのセールスには、数人でチームを組み、年単位の目標を立てて臨みます。一般的な営業活動のように、契約数や売上を追うのではなく、お客さまとの信頼関係を築くことが必要不可欠な仕事です。野村 光太さんは「たとえ雑談でも、お客さまと楽しくお話しすることが、信頼関係を築く第一歩」だと語ります。少しずつ営業としての自信が芽生えてきたという野村さんに、お客さまとの商談で大切にしていることについて話を聞きました。

契約の数ではなく、お客さまとの信頼関係を重視する営業スタイル

わたしは、プロダクションプリンターという、主に印刷会社で使われる業務用プリンターのセールスを担当しています。人と話すことが大好きなので、お客さまと最前線で関わることができる営業職は、もともと志望していた職種でした。ただ、プロダクションプリンターは、一般的なオフィスプリンターと比べるとかなり高額なので、その規模感の大きさに、どうやって契約を獲得するのか想像がつかず、不安やプレッシャーもありました。

実際、プロダクションプリンターのセールスは、一般的な営業活動とはまったく異なるものだと思います。最大の特徴は、数人でチームを組み、年単位の計画を立てたうえで、お客さまにご提案をしていくことです。

営業職というと、短い期間でより多くの契約を獲得することが評価されるイメージですが、わたしたちの場合は、お客さまとどれだけ強い信頼関係を築けるかが一番重要です。また、ご契約いただいても、それで関係性が終わるわけではなく、アフターケアもわたしたちが担っています。だからこそ、それぞれのお客さまと長く深く関わり、ともに課題を解決するパートナーのような存在になることもできます。また、チームで支え合いながら仕事に取り組めるので、大きな規模の案件に挑戦するときも心強いです。人と関わることが大好きなわたしには、この営業スタイルが資質に合っていると思います。

わからないことはすぐに質問し、専門的な知識を増やしていった

入社当初、先輩に同行して、お客さまとお話しする機会をいただいても、まるで台本を読んでいるかのようになってしまい、自分の力不足に悩んでいました。ただ、一人で抱えこんで時間をムダにするのは嫌だったので、わからないことはすぐに周りの先輩や上司に相談するよう心がけていました。

いつも優しく丁寧にフォローしていただいたおかげで、少しずつ専門的な知識も身につき、今では、自分なりに考えて、答えを導き出す力がついたと思います。また、お客さまにご提案をするときも、自分の言葉で話せている実感があり、建設的な会話もできるようになりました。

お客さまから一番信頼される、ベストパートナーを目指したい

学生時代、競技スキーの選手だった経験や、野球観戦、国内旅行といった趣味など、話題の引き出しが多いことが、わたしの強みだと思っています。たとえ雑談でも、お客さまと楽しくお話しさせていただくことは、信頼関係を築くための第一歩です。最近は、わたしの話を面白がってくださるお客さまも増えてきて、少しずつ営業職としての自信が芽生えてきました。

今年は、初めて自分の力で契約を獲得することもできました。ソフトウェアの受注なので、大きな規模ではないのですが、やっと一人前の営業になれた気がして、とてもうれしく、ほっとした気持ちになりました。

今後、お客さまが課題を抱えていたり、新たに挑戦したいことがあったりしたとき、一番に相談していただけるようなベストパートナーを目指して、より信頼関係を深めていきたいです。そしていつか、お客さまに「野村さんだからこそ、契約したい」と言っていただけるような存在になれたら思っています。

Q&A

  • キヤノンPPSに入社を決めた理由は?

    採用期間中、人事の方々がこまめに連絡をしてくださったので、入社してからのサポート体制にも安心できたことが決め手でした。また、休暇の制度が充実しているので、私生活のメリハリを持って働けるのではないかと思えたことも大きかったです。

  • 仕事をするうえで大切にしていることは?

    お客さまに対して、常に誠実でいることです。ご要望にお応えできないときは、それを誤魔化さず、正直にお伝えするようにしています。また、わたしたちができる範囲の代替案を提示することも、忘れずに心がけています。

  • 仕事をしていて喜びを感じる瞬間は?

    実際に、製品の提案や紹介をしたとき、お客さまから高い評価をいただけると、とてもうれしい気持ちになります。過去に、「いい意味で期待を裏切られた」と言っていただいたことがあるのですが、その言葉は今でも強く印象に残っています。

  • オフの日はどんなことをして過ごしている?

    週末を利用して国内旅行に出かけることが多いです。また、社内の野球好きのメンバーと一緒に試合を観戦しに行くこともあります。

1日のスケジュール

  •  9:00
    始業
    メールの返信、事務処理、勤務管理等
  • 10:00
    社内打合せ
    お客さま訪問に向けての社内打合せを行う。
  • 11:00
    顧客定例MTG
    お客さまとの定例会の実施
  • 12:00
    昼食
    社内の飲食スペースか飲食店で食事をとる。
  • 13:00
    移動
    お客さま先に訪問のため、電車にて移動
  • 14:00
    顧客訪問
    お客さまに製品の提案活動やヒアリングを行う
  • 15:00
    外部作業
    お客さまへの提案資料の作成、メール・依頼内容の確認、見積書作成や事務処理、お客さまへの訪問スケジュールの調整
  • 17:30
    退社
    翌日のタスク・スケジュールをまとめて退社